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IIJmio「ギガプラン」を8カ月使ってみた 通信品質はどう? どんな人にオススメ?

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IIJmio「ギガプラン」の料金一覧。eSIMの安さが際立つ

IIJmio「ギガプラン」を8カ月使ってみた 通信品質はどう? どんな人にオススメ?

 2021年の携帯業界は、NTTドコモのahamo、au(KDDI)のpovo、ソフトバンクのLINEMO、楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIが登場、そしてUQ mobile、Y!mobileなどの「サブブランド」の料金プランの値下げがありました。【計測画像】IIJmioの通信速度 これらの影響を受けてか、もともと料金が安かった格安SIM業界でもさらなる値下げが起こっています。このような動きは私たち消費者からすれば選択肢が増えてうれしくなる反面、「どの携帯会社、格安SIM会社を選べばいいのか分からない」といったジレンマに陥るといった側面もあります。 そんな状況下で、筆者はIIJ(インターネットイニシアティブ)が提供している「IIJmio」の「ギガプラン」を契約しました。IIJmioの音声SIMとeSIMをiPhone SE(第2世代)にて数カ月使っています。eSIMはデータ通信専用、5G非対応、タイプD(ドコモ回線)のみ。 格安SIMを検討している方、かつ「IIJmioのギガプラン」を検討している方向けに、IIJmioギガプランを契約して満足した点・不満を覚えた点をまとめていきます。記事内の料金表記は全て税込みです。

IIJmioギガプランを選んだ理由

 筆者は2021年以前、格安SIM(MVNO)を利用したことがありませんでした。Y!mobileや楽天モバイルを使っており、おおむねサービス内容や料金に満足していたため、あえて格安SIMを利用したいと思わなかったからです。 しかし2021年2月に発表された「月額440円で2GBまで使える」IIJmioギガプランeSIM版の安さに衝撃を受けました。通常のデータSIMは2GBで748円ですが、eSIMなら同じ2GBでもさらに308円安いのです。ギガプランのeSIMはデータ専用ということもあって、サブ回線として使うのにも適しています。筆者はギガプラン登場前のデータ通信専用eSIMプランである「ライトスタートプラン(eSIMベータ版)」を契約し、4月のギガプラン提供開始に合わせてギガプランに変更しました。 データ容量を最小の2GBにとどめたのは、ギガプランの登場に驚きを感じた一方、「IIJmioの」というよりも「格安SIM全般の」通信品質には懐疑的で、「通信品質がよくなかったら解約しよう」とも思っていたからです。

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最終更新:ITmedia Mobile