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カードローンの審査に通りたい!審査に落ちた原因や対策を徹底解説

突然の出費に持ち合わせが足りない、そんなときに役立つのがカードローンです。しかし借り入れをする際は、必ず審査があります。審査に通らなければカードローンの利用はできません。

「カードローンを申し込んだが審査に落ちてしまった」「再度の申し込みで審査に通るにはどうすれば良いか」など悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、カードローンを利用したい人に向けて、審査に落ちる原因や審査基準、再度申し込むうえでの注意点や対策について解説します。

目次

  1. カードローンの「審査」とは何?
  2. カードローン審査に落ちた原因とは?
  3. カードローンの審査に落ちた場合は?
  4. 再度カードローンの審査を受けるときの対策
  5. カードローンの審査に落ちたら住宅ローンの審査にも影響する?
  6. カードローンの審査や利用は、車のローンにも影響する?
  7. カードローンの審査に落ちた情報が残る!信用情報機関とは?
  8. カードローン審査の手順と注意すべき点
  9. カードローンの審査基準
  10. カードローンの審査に通るための3つのコツ
  11. 複数のカードローンに申し込むのは良くない?
  12. カードローンの種類には何がある?
  13. カードローンの審査に落ちても絶対にやってはいけないこと
  14. カードローンの審査難易度の正確な比較はできない
  15. 今すぐお金を準備したいときは消費者金融系カードローンがおすすめ
  16. 審査に落ちたら要チェック!カードローン審査に関するQ&A
  17. カードローンの審査では、信用情報を健全に保つことが大切

カードローンの「審査」とは何?

カードローンの審査では何をチェックされるの?

カードローンを提供する金融機関は、審査によって「この人は計画的に返済を継続できる能力があるかどうか?」を判断していると考えられます。貸したお金が戻ってこない貸倒リスクがある人には、当然融資することはできません。

カードローンを初めて利用する場合には、必ず審査が行われます。審査に通らなければ利用者は借り入れを受けることはできません。カードローンの審査とは、どういった意味合いがあるのでしょうか。

カードローンの審査は、原則すべての申込者に対して例外なく行われます。カードローンに審査があるのは、主に以下の理由があるからです。

正しく審査を通った場合に限り、カードローンの利用ができます。

カードローンの審査基準は、金融機関ごとに定められています。申込者の公平性を保つため、一般的には審査基準は非公開です。そのため金融機関ごとに審査基準が厳しい・ゆるいなどを一概に判断して比較するのは難しいでしょう。

どの金融機関も自社の審査基準にもとづき、厳正な審査を行っています。審査基準は非公開ですが、各金融機関とも重複していると思われる基準が以下の3つです。

金融機関は、申込者の申込情報からこれらの基準を満たしているか確認し融資の可否を判断します。

カードローンの申し込みの際は、一般的に以下のような情報を金融機関に申告します。

申込内容に誤りがあると正しく審査ができなかったり再確認に余計な時間がかかってしまったりするため、間違えのないように正しく申告しましょう。

日本国内では、審査なしで利用できるカードローンはありません。なぜなら貸金業法第13条では、貸金業者が個人や企業に融資を行う場合、必ず審査をしなければならないと定められているからです。

もし審査不要でカードローンが利用できる場合は、法律違反となるヤミ金の可能性があります。利用しないようにしましょう。

前述した通りカードローンの審査は、貸金業法によって定められているため、「特定の金融機関だけ審査が甘い」ということはありえません。

そのため「審査が甘い」とうたっている貸金業者の場合は、注意が必要です。例えば「収入は問わない」「在籍確認は一切不要」「多重債務で大丈夫」など審査のゆるさをアピールしている会社は、法律(貸金業法)に違反している可能性があります。

なお、審査の甘いカードローンはありませんが、成約率はカードローン選びの指針となります。成約率が高い実績を持つ金融機関であれば多くの人が利用できている客観的な証拠となるでしょう。そのため審査に通りやすいともいえます。

「銀行は審査が厳しい」「大手消費者金融よりも中小のほうが審査は甘い」と言う人がいますが、これも誤解です。

銀行・消費者金融のどちらもそれぞれに独自の審査基準を設けていますが、ルールに則った内容で基準を定めています。銀行系カードローンでも基準を満たせば主婦(主夫)でも借り入れは可能です。逆に基準を満たしていなければ大小を問わず消費者金融でも借り入れはできません。

金融機関は、決して貸し倒れすることなく確実に返済を継続できるかを重視して審査していると考えられます。そのため銀行や消費者金融における審査基準の差はないといえるでしょう。

カードローン審査に落ちた原因とは?

自分の年収に不足はないと思うのですが、審査に落ちた理由はなぜでしょうか?

カードローンの審査に落ちてしまうのは、さまざまな理由があると考えられます。しかし起因することは、大きく分けると「収入」「他社の借入状況」「過去の返済実績」の3つです。つまり年収だけが審査基準ではありません。カードローンを提供する金融機関も申込者の返済能力を考慮し返済負担が大きくならないよう厳しい審査を行っています。

カードローンの審査に落ちてしまう原因には、いくつかの傾向があると考えられます。その傾向を理解しておけば、再度審査に挑む際の対策が可能になるでしょう。

実際にカードローンの審査に落ちても理由は教えてもらえません。しかしさまざまな観点から考察するとカードローン審査に落ちる原因には、以下の13個のような内容があると考えられます。

  1. 申込内容に不備があった、嘘の情報があった
  2. 複数の金融機関に同時に申し込みを行った
  3. 過去に滞納や返済遅延を起こしたことがある
  4. 複数の会社から借り入れがある
  5. 他社からの借り入れが多すぎる
  6. 携帯電話の支払いを遅延したことがある
  7. 収入と支出のバランスが悪い
  8. 借入希望額に対し、収入が少ない
  9. 現住居の居住年数が短い
  10. 勤務先の勤続年数が短い
  11. 勤務先の在籍確認がとれない
  12. 安定した職業、年収ではない
  13. 金融機関が設定する条件を満たしていない

ただし前述したように審査基準は公表されていないため、ここで挙げたものが原因とは断定できません。紹介するのは「審査に落ちた原因と考えられるもの」ということを前提としてチェックしてください。

カードローンの申し込み時は、金融機関が求める項目を正しく申告する必要があります。申告内容に不備があったり間違いがあったりした場合は、審査に落ちてしまう原因となる可能性があるため、注意しましょう。

一般的に申し込み内容の不備だけで審査落ちすることはありません。なぜなら内容が不明瞭な場合はカードローン会社が再確認を行うからです。しかし再確認の連絡を何度しても電話がつながらないようなケースでは、審査が途中で終了してしまう可能性があります。

また故意に虚偽の内容を申告した場合も審査落ちの対象となります。具体的には、以下のようなケースです。

過去の信用情報は、一定期間個人信用情報機関に登録されています。申込内容に整合性ない場合は審査に落ちる可能性もあるため、正しく申告しましょう。

「1社に申し込みするだけでは不安」という理由で複数の金融機関へ同時に申し込みした場合も、審査に落ちる原因になり得ます。

なぜなら借り入れに申し込んだ情報は、他の金融機関にも共有されるからです。複数の金融機関に同時に申し込みを行っていると審査担当者に以下のような不信感を与えてしまいかねません。

そのため不安があったとしても申し込みはできるかぎり1社ずつ、期間を空けて行うようにしましょう。また過去に何度も申し込み履歴があると審査が不利になる可能性があります。

なぜなら「申し込みブラック」という状況になっている可能性があるからです。申込情報は、例えば信用情報機関の一つCIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)の場合、照会日より6ヵ月保有されることになっています。

審査に落ちてしまった場合の再申し込みは、少なくとも6ヵ月以上は期間を開けてから行うようにしましょう。

過去の借り入れで滞納や返済遅延をした場合は、審査が不利になる可能性が高くなります。いわゆる「ブラックリストに載っている」という状況です。

実際にブラックリストというものはありませんが、一般的に個人信用情報機関へ金融事故(債務整理や遅延など)が登録されている状態をブラックリストに載ると表現します。

ここでいう滞納や返済遅延とは、例えば以下のようなものをいいます。

こうした情報は、信用情報期間に記録として残されることになります。1回だけの遅延でも場合によっては審査に大きく影響します。他で借り入れがある場合は毎月の返済に遅れないようにスケジュール管理を徹底することが必要です。

過去の信用取引の情報は、信用情報機関に一定期間正確に記録されています。信用情報は、銀行・カード会社・消費者金融などの金融機関で共有されています。申込時に虚偽を申告してもすぐに発覚するため、絶対に使用に注意しましょう。

なお、滞納を解消したとしても、記録は解消後も5年間は残ることになります。一度滞納を発生させてしまうと、5年間は借り入れに不利になってしまうため注意しましょう。

申し込みの段階ですでに複数の金融機関からの借り入れがある場合は、審査が不利になる可能性があります。

前述した通り借り入れの記録は、銀行やカード会社、消費者金融などすべての金融機関で共有されていることを忘れてはいけません。申し込みの段階で複数社から借り入れを行っていると返済能力を不安視される可能性が高まります。

仮に他で100万円の借り入れがある場合、1社から100万円借り入れているよりも5社から20万円ずつ借り入れている状況のほうが不利になるといえるでしょう。なぜなら「100万円の融資が受けられる人」と「20万円の融資しか受けられない人」という判断になるからです。

他社からすでに多額の借り入れがある人の場合、審査は不利になるでしょう。これは、前述した総量規制があるからです。

総量規制では、消費者金融会社などの貸金業者の借り入れに対して年収の3分の1を超える貸付を行うことが禁止されています。そのため申込時点で年収の3分の1に近い金額の借り入れがある場合は、それ以上の借り入れを受けることはできません。

例えば年収900万円の人の借入上限額は300万円です。そのためもしこの人がすでに250万円の借入残高がある場合、新たに消費者金融会社へカードローンを申し込んでも50万円までしか審査は下りません。

カードローンへ申し込みする際は、他社からの借入状況の申告が必要です。申告額と信用情報機関に記録されている情報を照合し「貸付はできるか」「限度額はいくらまでか」などを判断します。申告時に嘘をついていてもすぐに発覚するため、注意しましょう。

総量規制は貸金業者に対する規制のため、銀行や信用金庫、信用組合などの借り入れは対象外です。また住宅ローンや自動車ローン、おまとめローンなども対象外となります。

クレジットカードの場合は、キャッシング枠は総量規制の対象です。ただしショッピング枠で利用した分は、総量規制の対象外とはなります。

総量規制の対象となるか否かの一覧にすると以下の通りです。

借り入れの内容総量規制の対象は〇、対象外は×
消費者金融などの貸金業者からの借り入れ
クレジットカードのキャッシング枠
銀行のカードローン×
住宅ローンや自動車ローン×
クレジットカードのショッピング枠×
おまとめローン×

あくまでも総量規制の対象になるか否かで個人の借入実績に含まれないわけではありません。例えば総量規制の対象外の借り入れでも返済不能時における信用情報機関への記録には含まれるため、注意しましょう。

携帯電話の通話料金の支払い未納や遅延がある場合は、審査が通らない可能性があるため注意しましょう。

携帯電話料金のうち、通話料のみであれば信用情報には登録されません。ただし、次の場合は信用情報機関の信用情報に含まれます。

そのためわざとではなくても「支払い方法が分からなかった」「支払っていない事実を知らなかった」など知らないうちに信用情報に傷がついている可能性もあります。

例えば見落としがちなのが携帯電話本体を分割で購入した場合の支払いの遅延です。本体の割賦代金は、携帯電話会社の電話料金と一緒に引き落としされるため、電話料金をうっかり払い忘れてしまうと延滞として記録されてしまいます。

万が一、信用情報に金融事故として登録されるとカードローンの申し込みだけでなく将来住宅ローンやカーローン、教育ローンなどにも影響する可能性があるため、注意が必要です。日ごろから未納や支払い遅延を発生させることがないように支払い方法を工夫しておきましょう。

自身の収入に対して毎月の生活費などの支出が多い人も審査に通りにくいといえます。

例えば毎月手取り額20万円の人が生活費などで毎月20万円の支出がある場合、融資を行っても「返済に回すお金がないのでは?」と判断される可能性が高いです。

家賃や住宅ローンの有無、子どもや同居親族など扶養家族がいるか否かなども支出が増える要因となるため、審査に大きく影響する可能性があります。

前項と同じく収入に対して借入希望額が多い場合も審査に通りにくくなります。

消費者金融会社のカードローンの場合、総量規制の観点から年収の3分の1を超える借り入れはできません。例えば年収900万円の人であれば貸金業者から借りることができる上限額は300万円です。

この場合、融資自体ができないわけではなく自分が希望する金額が借りられない可能性があります。例えば100万円の借入希望をしても50万円に減額されるといった具合です。

現住所の居住年数の長さも審査に影響する要因の一つになると考えられます。ただし「短いから不利」というわけではなく「長いほうが有利」という意味合いが強い傾向です。

なぜなら現住所への居住年数が長い人のほうが、返済できない場合に家を放置して逃げてしまう可能性が低いと予測されるからです。何度も転居を繰り返している人ほど家財も少なく近所との人間関係も希薄なことが予想されるため、逃げられてしまう可能性が高いと考えられます。

同様の意味合いでは、賃貸よりも持ち家の人のほうが住居を放置して逃げる可能性が低いため、審査には有利になるといえるでしょう。

転職したばかりなど現在の勤務先の在籍年数が短い場合は、審査は不利になるでしょう。転職の理由は、人それぞれです。また勤務先が倒産するなど会社都合でやむをえず転職する場合もあります。しかし借り入れの審査では「再就職で安定した収入がなくなり継続した返済ができなくなるのでは?」と判断される可能性があります。

在籍年数が長ければ長いほうが、会社内でもそれなりの役職に就き管理職となっていることも少なくありません。継続的に安定した収入が見込まれると判断されれば、借り入れの審査が通りやすくなるでしょう。

勤務先の在籍確認がとれない場合は、借り入れの審査に悪影響を及ぼすことになります。

在籍確認とは、申込者本人が本当にその会社に在籍しているか、電話か書類提出の方法によって確認することです。金融機関は、申込者が申告した勤務先の連絡先に個人名や銀行名で連絡し申込者本人が在籍しているかどうかの確認を行います。

何らかの理由で在籍確認ができない場合が続くと本当にその会社に所属しているかどうかの確認がとれません。申し込みした申告内容の信ぴょう性も薄れてしまい返済能力にも疑いが生じてしまうため、審査は不利になってしまいます。

申込者の職業や年収で「融資は難しい」と判断される場合もあります。例えば以下のような職種の場合は、収入が不安定とみなされ審査に不利になる可能性があります。

こうした職種の場合、一般的に上場会社の会社員や公務員と比較して「安定した収入が見込めないのではないか?」と判断されるケースがあります。

逆に上場会社の管理職や会社員、公務員などは属性としては比較的審査に強い職種といえるでしょう。しかし会社の規模や知名度、役職だけで審査が行われるわけではありません。

あくまでも「継続して安定した収入があり返済能力を持ち合わせているか?」が重要視されます。

そもそも金融機関が設定している申込条件を満たしていなければ審査に通ることはありません。一般的にカードローンは、以下のような条件があります。

多くの金融機関では、自社で提示している申込条件をすべて満たしていなければ審査にすら進みません。

毎月給料や収入が一定額あれば、安定した収入を得ている状態といえるでしょう。前述した通り「在籍期間が極端に短い」「毎月安定した収入が得られない職種」といった場合、審査には不利です。

カードローンの年齢制限は、各社で異なりますが最低年齢は満20歳からとなります。よく「学生でも申し込み可能」とうたっているケースもありますが年齢が20歳を超えていなければ利用はできません。

最高年齢は、金融機関によって異なりますが69歳までに設定している会社が多いようです。短く設定している会社もありますが1ヵ所で断られた場合でも他の会社では利用できる可能性もあります。利用を検討している金融機関の年齢条件はよく確認しておきましょう。

※民法改正に伴い2022年4月から成人年齢が18歳となります。それに伴い金融機関によっては18歳から契約ができるケースが出てくるかもしれません。

カードローンの審査に落ちた場合は?

カードローンの審査に落ちた場合に、10万円をすぐに入手したいときはどうすれば良いですか?

カードローンの審査に落ちた場合は、他社であってもすぐに再申し込みを行うのは控えましょう。カードローン審査に落ちた情報は、信用情報として金融機関各社に共有されるため、再申し込みにおける審査も厳しい結果となります。すぐに10万円を入手したい場合は、キャッシング機能のあるクレジットカードを利用したり他のカードローンに申し込んだりするのが得策です。

審査に落ちてしまった場合でも、お金を手にするためにできることや対策を紹介します。検討したい主な方法は、以下の6つです。

現状保有しているクレジットカードのキャッシング枠で、現金を確保できないかを検討しましょう。クレジットカードにキャッシング枠がついていれば、審査なしで現金を借り入れることが可能です。

複数枚クレジットカードを保有しているならば1枚ずつ契約内容を確認してみましょう。もしキャッシング枠がない場合は、クレジットカードに追加で申請を行います。

ただし必ず審査が行われる点は、押さえておきましょう。基本的にクレジットカードのショッピング枠の支払いを遅れなく利用していればキャッシング枠の審査に通過する可能性はあります。

しかしカードローンの審査に落ちた理由によっては、キャッシングの審査も落ちてしまうでしょう。例えば気を付けたいのは、借入残高が年収の3分の1を超えていないかです。クレジットカードのキャッシング枠も総量規制の対象となります。

そのためカードローンが落ちた理由が総量規制に引っかかることが原因の場合、キャッシング枠の審査は通りません。無事にキャッシング枠が得られた場合は、次回カードローンの審査を受ける際にキャッシングの利用残額も既存の借入額に含まれるため、念頭に置いておきましょう。

カードローンは、金融機関によって審査基準が異なります。1社で断られた場合は、他の会社で新規申し込みを行うことも方法の一つです。

別のカードローンを利用する場合は、借入希望額を少し減らすなどして審査落ちした会社とは異なるグループ会社となる保証会社のカードローンに申し込みを検討するのもおすすめです。

しかし借り入れを焦るあまり一度に複数のカードローンに申し込むことは避けましょう。申し込み履歴は、個人信用情報機関へ登録され他社にも共有されるため「よほどお金に困っているのでは?」と不安視される可能性があります。

そのため他の金融機関へ申し込みを検討する場合は、1社に留めるようにしましょう。

緊急性がない場合であれば、同じ金融機関のカードローンでも半年経過してから再度申し込みを行うことで審査に通る可能性もあります。なぜなら半年経過すれば前に申し込んだ記録が個人信用情報機関から消えるからです。

一度審査に落ちたからといって永久に利用できないわけではありません。ある程度期間が経てば居住年数や勤務先の在籍年月、収入が上がるなどがプラス要因となり審査に通りやすくなる可能性もあります。

この場合、上述したように最低でも半年程度は期間を空けましょう。あまりにも短期間で申し込みを行ってしまうと前の借り入れ申し込み情報が登録されているため「お金に困っている=返済能力は大丈夫なのか?」と不安視されて審査が不利になる可能性が高くなります。

複数社からお金を借りている状況であれば「おまとめ専用ローン」に申し込み、借り入れを一本化することで別の金融機関からの借り入れ融資を受けやすくなります。

複数の会社からの借り入れは、審査で不利になりかねません。なぜなら同じ100万円の借り入れでも20万円を5社から借りるのと100万円を1社から借りるのでは、融資可能額という観点で後者のほうが信用度は高いからです。

おまとめ専用ローンで借入件数が少なくなると信用度が向上し、別の金融機関のカードローン申し込みにも審査が通る可能性を上げることが期待できます。また複数の借り入れを一本化すれば毎月の返済負担額も減らせる可能性があるため、資金繰りにも余裕が出るでしょう。

おまとめローンとは、複数の金融機関からの借り入れを一本にまとめるため、現状の借入総額分を一括で借り受ける方法です。カードローンを扱っている多くの金融機関で利用できます。

複数の会社で借り入れを行っている場合、返済額や金利、返済日などが異なるため、毎月返済を管理していくのが大変です。しかし一本化できれば複数の会社との取引がなくなり毎月の返済が管理しやすくなり金利が下がることも期待できるため、総返済金額を減らすこともできます。

【おまとめローンを利用した例】

借入金額金利毎月の返済額おまとめ後→借入金額金利毎月の返済額
100万円14.6%2万円200万円12.5%3万円
50万円18%1万円
50万円18%1万円

※あくまでも参考ですので実際の金利や返済額は金融機関によって異なります。

「どうしても緊急でお金が必要」「自分の力だけではどうしようもない」といった場合は、家族や友人の力を借りましょう。正直に借り入れできないかを伝えることが大切です。真剣に相談すれば援助してくれる可能性はあります。

家族や友人に相談するのは気が引ける人もいるかもしれませんが、ヤミ金などの違法業者に手を出すよりはましです。

もちろん「金の切れ目は縁の切れ目」ともいうように、借りたまま返済しないのは厳禁です。近親者にお金を借りる場合は、金銭トラブルを防ぐためにも借用書や返済予定表を準備したうえで毎月しっかりと返済していく意志を伝えましょう。

どうしてもお金を準備する手立てがない場合は、法的手段も検討しましょう。法的手段には、主に以下の4つの種類があります。

債務整理の種類内容
任意整理債務者(借り入れしている人)と債権者(金融機関)の話し合いで返済額の減額を行う方法
特定調停裁判所を交えて返済条件の緩和や減額を行う方法
個人再生裁判所の許可を得て借金を減額し原則3年で返済する方法
自己破産裁判所の許可を得て資産と債務をすべてゼロにする方法

出典:裁判所 COURTS IN JAPAN

借金の問題は、いずれかの方法によって解決につなげることが可能です。自力で行うのは難しいため、弁護士に相談してみましょう。

再度カードローンの審査を受けるときの対策

カードローンの審査に落ちたので再度審査を受けたいのですが、次回はどうすれば審査に通りますか?

再申し込みを検討している場合は、事前にしっかりと対策を行うことが大切です。

カードローンの審査に通りたい!審査に落ちた原因や対策を徹底解説

審査に落ちた原因を確定させることは難しいです。しかし自身の問題点を確認することで原因と思われる内容を知ることができる場合もあります。一度審査に落ちてしまったからといって、申請情報を偽るのは厳禁です。正確かつ正直に申請しましょう。

一度カードローンに落ちたからといって二度と申し込みができないわけではありません。別の会社を検討したり一定期間を空けて再度申し込みを行ったりするなど改めて申し込みを行うことは可能です。

再度カードローンの審査を受ける際に注意しておきたい主な対策は、以下の9つです。

  1. カードローン会社の「成約率」をチェック
  2. 必要情報は正確に申告する
  3. 借入希望額を減額する
  4. 電話に出られるタイミングを正しく伝える
  5. 信用情報を開示し、事前にチェックしておく
  6. 他社の借り入れはできる限り完済する
  7. 同時に複数のカードローンに申し込まない
  8. 簡易審査で事前に問題点を洗い出す
  9. 副収入があれば、正確に申告する

各金融機関のカードローンの成約率は、事前に必ずチェックしておきましょう。

審査に通過した利用者の割合を示すのが成約率です。

審査基準に大きな差はないものの利用者の属性によっては審査に通りやすい会社と通りにくい会社があります。成約率が高い会社ほど審査に通る可能性が高いといえます。

成約率は、一部の金融機関ではIR情報として開示しているため、できるだけ高い成約率の金融機関を選択することがおすすめです。例えば大手消費者金融会社4社の2020年時点の成約率は以下のようになっています。

会社名成約率年月
アコム42.3%2020年12月時点
アイフル41.7%2020年11月時点
プロミス37.8%2020年11月時点
レイクALSA34.3%2020年12月時点

出典:新生銀行グループ

ただし成約率は、審査の甘さを表しているわけではありません。成約率が高い金融機関だからといって前述した審査要件などが緩和されるわけではないため、注意しましょう。

申込情報は、正確かつもれなく申告しましょう。虚偽の報告や申告のもれは、審査に悪影響を及ぼしかねません。審査で重要な情報は、以下の通りです。

これらの情報は、申込時に正式な書類の提出を求められることがあるため、虚偽の報告をしてもすぐに発覚しかねません。また他社の借入情報なども信用情報機関で共有されるため、虚偽があれば発覚します。

虚偽の報告は、その時点で申込者の信用性を疑われてしまい審査に悪影響になるのは間違いありません。必ず正しく申告するようにしましょう。

また勤務先の部署名や連絡先などを正しく申告しないと在籍確認で不備が生じる可能性があります。申告の不備だけで審査に落ちることはありませんが、迅速に審査を通過したい場合は、これらの情報も正確に申告することが大切です。

再度申し込みを行う場合は、借入希望額を減額することで審査に通過する可能性が高くなります。

前述したように貸金業法の総量規制によって貸金業者が利用者に融資できる金額の上限は、年収の3分の1以下です。そのため例えば年収840万円の人であれば借り入れできる最大金額は280万円となります。

目先に必要な金額がある場合でも、現状の年収を十分に考慮したうえで総量規制の範囲内に収まるように借入希望額の減額を検討しましょう。例えば年収840万円で借入残高が200万円の人の場合、借入希望額を100万円とすると280万円を超えるため審査に通過しない可能性があります。

しかし借入希望額を80万円以下にすれば総量規制の範囲内に収まるため、審査に通過する可能性を上げることが期待できるでしょう。借り入れを必要最低限に抑えて不足する分は他の手段で用立てることも選択肢の一つです。

金銭の貸し借りには、信頼関係が大切です。それは、金融機関に対しても同様で長期間連絡がつかないと個人としての信用度を失ってしまう可能性があります。

そのため申告する勤務先の電話番号は、連絡がとれる時間帯を正しく伝えましょう。自分が不在にしていても会社の誰かが電話に出れば在籍確認は行えます。例えば消費者金融会社の場合であれば会社名ではなく個人名で電話してくれるため、会社に知られる可能性は低いです。

また申込内容で確認が必要な場合は、本人宛に金融機関から電話がかかることもあります。当然電話連絡に出ない対応が続けばその人の信用は失われてしまいます。電話に出られない可能性がある場合は、電話に出やすい時間帯や曜日などを事前に正しく伝えておくと安心です。

もし過去に借入金の返済遅れや、クレジットカードの支払い遅延などの経験がある場合は、審査に不利となってしまう可能性が高いです。カードローンの再申し込みの確率を上げるためには、事前に自身の信用情報に問題がないか確認しておきましょう。

日本における信用情報機関は、以下の3つです。これらの情報は、金融機関も共有されているため、個人の借り入れや返済の情報は、すぐに分かります。

  1. CIC(指定信用情報機関)
  2. JICC(日本信用情報機構)
  3. KSC(全国銀行個人信用情報センター)

信用情報の開示は、主に「インターネット」「郵送」「窓口」の3つから選択可能です。請求すれば信用情報を開示してもらえます。開示するための手数料は、1,000円前後です。特にCICは、クレジットカードがあればスマートフォンですぐに信用情報を確認することができます。

(画像=CICホームページより引用)

過去の金融事故などで自身の信用情報に不安がある人は、カードローンを申し込む前に信用情報を開示して内容を確認しましょう。

複数の金融機関からの借り入れがある場合は、再申し込みを行う前に他社の借り入れをできる限り完済しておくようにしましょう。

上述したように借入件数が多いと審査に悪影響を及ぼしかねません。同じ100万円の借り入れでも「1社から300万円借りられる人」と「5社から60万円ずつ借りている人」では、返済能力における信用度が異なると考えられます。

再申し込みまで期間がある場合は、昇進や昇給など収入のアップや副業収入、ボーナスなどで多少の金銭的な余裕が出てくるかもしれません。他社の借り入れをできるかぎり完済できればカードローンの審査に通る可能性が高まります。

またおまとめローンを活用することも一つの手段です。

再申し込みの場合でも、同時に複数の金融機関にカードローンを申し込まないようにしましょう。

同時申し込みは金融機関に「よほど金策に困っているのではないか?」という印象を与えかねません。返済能力が不安視されてしまうと審査に通る可能性は低くなります。いわゆる申し込みブラックと呼ばれる状態です。

できるだけ急いで借り入れしたいような場合は、申し込みに焦る気持ちもあるかもしれません。しかし申し込みの際は、1社ずつ半年以上の期間を空けたうえで確実に申し込むことで結果として審査に通りやすくなり借り入れが受けられる可能性が上がります。

審査に通るか不安な人は、事前に簡易審査を利用して問題点を洗い出しておくことも方法の一つです。

消費者金融会社のホームページでは、申し込みを行う前に「借り入れが可能か?」「いくらまでなら借りられるか?」などを事前にチェックできる簡易審査ページを設けています。不安がある場合は、申し込む前にチェックしておくと、大まかに審査に通るかどうかを判断することができるでしょう。

仮に簡易審査で「お借入れの可否を判断できませんでした」などと表示される場合は、借り入れが難しい可能性が高いです。逆に「お借入れ可能と思われます」などの表示の場合は、借り入れできる可能性が高いと考えられます。

年収や借入残高を変更して何が原因なのかを確認して改善したうえで申し込むことが大切です。ただし簡易審査は、あくまでも簡易的な診断のため、実際の審査とは異なる場合もあります。

簡易審査を行わなくても自分で判断するためには、総量規制がポイントです。借入希望額が年収の3分の1を超えている場合は、借り入れはできません。自分の収入に合った借入額になっているか、再度確認しましょう。

必要最低金額に抑えておけば、審査に通る可能性も高くなります。また複数社への同時申し込みも審査に悪影響となるため控えましょう。

簡易審査を行っているカードローンには、以下のようなものがあります。

会社名簡易審査の名称入力する項目
アイフル1秒診断年齢・雇用形態・年収他社借入状況
プロミスお借入シュミレーション生年月日・年収他社借入状況
アコム3秒診断年齢・年収他社借入状況
SMBCモビット10秒で簡易審査氏名・生年月日・連絡先年収・契約希望額

※各社公式サイトより

SMBCモビット以外は、個人情報を入力することなく簡易審査が行えます。個人情報を入力するのが不安な人は、アイフルやプロミス、アコムの簡易審査を利用してみましょう。

本業の収入以外にも副収入がある場合は、正確に申告することで審査に通りやすくなる可能性があります。また、借入可能額を増やせるかもしれません。

総量規制に伴い貸金業者から借り入れできるのは、年収の3分の1までが上限です。年収は、本業から得られる収入だけとは限りません。毎月安定した副業収入があれば合算して申告することで借り入れの可能性を広げることができます。

例えば会社員がカードローンを申し込む際には、所得証明として給与明細や源泉徴収票を提出するのが一般的です。もし副収入がある場合は、加えて支払調書や確定申告書など副収入を証明する書類を提出すれば安定した収入として認めてくれる金融機関もあります。

カードローンの審査に落ちたら住宅ローンの審査にも影響する?

住宅ローンの審査中にカードローンを利用しても、問題はありませんか?

住宅ローンの審査中にカードローンを利用していても問題はありません。しかし住宅ローンを提供する金融機関によっては、契約中のカードローンの解約を求める場合もあります。また過去にカードローンの審査に落ちてしまった経験がある場合は、住宅ローンの審査にも影響を与える可能性はゼロとはいえません。

住宅ローンを利用したい場合に「カードローンを利用していると審査に影響するかも」と心配な人も多いのではないでしょうか。目的は異なりますが「お金を借りる」という意味ではどちらも同じです。ここでは、カードローンと住宅ローンは、どのような関係にあるのか解説します。

カードローンの審査と住宅ローンの審査は、別物です。そのためカードローンに落ちても住宅ローン審査に落ちるとは限りません。ただし全く相関関係がないというわけではありません。

カードローンも住宅ローンも金融機関からお金を借りるという意味では同じです。そのため返済能力に関する信用度が重要視されます。カードローンに落ちるということは、前述したようにいくつかの原因があります。

これらの要件は、当然住宅ローンの審査にも当てはまります。カードローンの審査に通らない事実が分かれば返済能力に不安があるとみなされ「住宅ローンも返済できないのでは?」と判断される可能性があります。

そのためカードローンの審査に落ちると、住宅ローンの審査にも通らない可能性が高くなります。

たとえカードローンの審査に落ちていなくても、住宅ローン審査に影響するかもしれません。一般的に住宅ローンを借りる際は、返済比率を算出することが多いでしょう。

年収に占める年間ローン返済額の割合のこと。以下のように求めます。返済比率=年間返済額÷額面年収×100

例えば年収が800万円、年間返済額が280万円の場合の返済比率は、以下の通りです。

・280万円÷800万円×100=35%

一般的に返済比率が35%以内なら審査に通過する可能性が高いといわれています。しかし年間返済額には、カードローンなどの借入返済額も含まれるため注意が必要です。

つまりカードローンの年間返済額が多ければ返済比率が上がるため、住宅ローンの審査に影響します。

前述した通り現在カードローンから借り入れを行っている場合は、返済額の負担があるため返済比率が上がり住宅ローン審査に通りにくくなる可能性が高くなります。

住宅ローン審査の条件として、カードローンの全額返済や解約を求められる場合もあるかもしれません。その場合は、必要に応じて対応すれば審査に通る可能性は上がります。

たとえ利用していなくてもカードローンの契約がある状態だと、住宅ローンの審査に影響することがあります。

カードローンの契約は、極度貸付方式といってあらかじめ上限金額を定めてその範囲内で利用するものです。

そのためカードローンの契約自体が残っている場合、いつでも借り入れができる可能性があると判断されかねません。ただし住宅ローン審査の段階でカードローンの解約を行っておけば大丈夫です。

カードローンの返済を過去に延滞した場合、一定年数は信用情報に登録されているため、住宅ローン審査に影響してしまう可能性が高いです。カードローンに限らず住宅ローンでも信用情報は重要視されます。

1回程度の遅れであればそこまで心配する必要はありませんが2ヵ月以上、恒常的に返済の遅延が遅れているような人は要注意です。返済に関する金融事故は、最低でも5年間信用情報機関に保存されます。

不安がある場合は、審査を受ける前に確認しましょう。

カードローンの審査や利用は、車のローンにも影響する?

車のローンを返済している最中ですが、カードローンの審査は車のローンに影響しますか?

車のローンを利用している人でもカードローンを利用することは可能です。車のローンの返済額は総量規制の対象外のため、カードローンに申し込みする際は車のローンの借入残高は含まれません。また車のローンをすでに利用している場合は、カードローンを利用したからといって既存の車のローンに影響はしません。

車のローンは、総量規制の対象外です。そのためカードローンの利用時に車のローンの借入残高を気にする必要はありません。ただしカードローンの審査では、信用情報期間で利用者の借入状況が必ず確認されます。

そのためカードローン借入額があまりにも多い場合は、車のローンを申し込みする際の審査に影響する可能性があるでしょう。また過去に返済に関する金融事故などがあった場合は、どちらのローンを利用する場合でも審査に通りません。

カードローンの審査に落ちた情報が残る!信用情報機関とは?

カードローンの審査に落ちたことは、勤務先に知られてしまいますか?

カードローンの審査を受けたり審査に落ちたりしたことが、勤務先へ知られることはありません。信用情報機関に登録された情報は、原則第三者は閲覧することができません。第三者が信用情報を閲覧するには、本人の同意が必要になるため、審査に落ちた事実が勤務先へ発覚することはないでしょう。

個人の信用情報の記録や管理を行っている信用情報機関とは、どのようなものなのか解説します。

日本国内にある信用情報機関は、以下の3つです。

また信用情報機関では、以下のような情報が確認できます。

金融機関は、ローン審査の際に個人の借り入れに関するこれらの情報を包括的に確認するため、信用情報機関から情報を取得しています。

銀行や消費者金融など、金融機関によって加盟する信用情報機関は異なります。

ただ多くの場合は、複数の信用情報機関に加盟しています。主要銀行や消費者金融の信用情報機関の加盟状況は、以下の通りです。

銀行CICJICCKSC
三井住友銀行
三菱UFJ銀行
みずほ銀行
消費者金融CICJICCKSC
アイフル△(CICとJICCの提携先)
アコム△(CICとJICCの提携先)
プロミス△(CICとJICCの提携先)

信用情報機関に記録が残る期間は、金融事故の内容によって異なります。

信用情報機関には、カードローンへの申込記録のほか借入金額や延滞・未払いの情報なども記録されます。この情報は、たとえ解消したとしても一定期間は記録として残るのが特徴です。金融機関側は、個人の与信情報としていつでも閲覧することができます。

記録された情報は、本人の意思で削除請求することはできません。カードローンの申し込みは、本人の意思によるもので本人の同意があるものとして削除は不可能です。

ただし例えばCICやJICCでは「一度も延滞したことがないのに延滞の記録が残っていた」など事実に反する情報が登録されていた場合は、事実確認を行ったうえで削除することができます。

カードローンに申し込み審査落ちとなった場合の記録は、6ヵ月間記録されます。そのため6ヵ月間は、再申し込みを控えるようにしましょう。

信用情報機関に残った記録は、他の金融機関も自由に閲覧することができます。そのため6ヵ月を経過しないうちに再申し込みを行ってしまうと「お金に困っている=返済能力に不安がある」と見られ審査に落ちてしまう可能性は高いです。

早急にお金を用立てたい場合でも一度に複数の金融機関に申し込んでしまうことは避けましょう。これに伴い審査に不利になる状況は「申し込みブラック」と呼ばれています。申し込みブラックにならないように一度に複数社申し込みたい場合は、1ヵ月に2社までに抑えるようにしましょう。

延滞や未払いの記録される期間は、信用情報機関によって異なります。

CIC(指定信用情報機関)JICC(日本信用情報機構)延滞解消後、最長で5年間
KSC(全国銀行個人信用情報センター)延滞解消後、最長で5年を超えない期間

過去に長期間(2ヵ月以上)の延滞や未払いを発生させてしまったり、クレジットカードを強制退会されてしまったりしたなど金融事故として登録されている状態の場合、解消してから最長5年間は記録が残ることになります。

もし延滞を発生させてしまった過去がある場合、解消してからどの程度期間が経過したか知りたいときは、有料となりますが信用情報機関で情報開示を受けることが可能です。

カードローンの審査が通らない以外にクレジットカードが作れないなど自身の信用情報に不安がある場合は、開示請求を行い内容を記録された内容を精査することで対策を講じることが期待できます。

カードローンの審査に落ちてしまったら住宅ローンの申し込みも半年間待ってから行うほうが得策です。カードローンの審査落ちの記録は、住宅ローンの審査にも影響を及ぼす可能性が高いでしょう。申し込みの記録は、半年間残るため、住宅ローンの審査時にカードローンを申し込みした情報は発覚します。

住宅ローン会社によっては影響しない場合もありますが、住宅ローンの支払いは長期にわたります。複数の金融機関からより好条件の住宅ローンを選択したい場合は、審査に通りやすいような環境を整えておくことも大切です。

万全を期して半年間が経過してから住宅ローンの申し込みを行い審査に挑むようにしましょう。

カードローン審査の手順と注意すべき点

カードローンの審査にはどのくらいの手間がかかりますか?

カードローンの審査は、スマートフォン1台でも可能な簡単なものも多くあります。Webでの申し込みの場合、カードローン会社のサイトに必要な情報を記入し必要書類(本人確認書類と収入証明書類)をアップロードして提出すれば最短で30分程度で審査結果を受け取ることができます。

カードローンの審査に必要な手順と審査を受ける際の注意点について解説します。カードローンの申し込みから審査を受ける手順は、以下の通りです。

  1. 審査に必要な書類を準備する
  2. カードローンの申込条件をチェックする
  3. 申し込みに必要な情報を正確に記入する

まずは、審査に必要な書類の準備から進めましょう。提出書類に不備が発生してしまうと審査に時間がかかったり審査に通らなかったりする可能性があります。手配に時間がかかるものもあるため、事前に把握して早めの準備を心がけましょう。

カードローンの審査に必要な書類は、大別すると「本人確認のための書類」「収入証明のための書類」の2種類です。一般的には、以下のようなものが求められます。

本人確認のための書類収入証明のための書類
・運転免許証・健康保険証・パスポート・在留カード・特別永住権証明書・外国人登録証明書など・源泉徴収票・支払調書・給与明細書・確定申告書・青色申告決算書・所得証明書・年金証書・市民税や県民税額決定通知書など

カードローンは、金融機関ごとに以下のような申込条件があります。

これらの申込条件のうち1つでも満たしていない項目があればたとえ他の条件を満たしていても審査に通ることはありません。申し込みする金融機関が提示しているすべての条件を満たしていることが必要です。

カードローンの申し込みに必要な条件は、各社のホームページに記載されています。事前に確認しておくようにしましょう。

カードローンの申し込みには、個人情報を記載します。しかしいずれも金融機関が個人の返済能力を確認するうえで必要な情報となるため、もれなく正確に記入しましょう。

審査に必要な主な情報は「個人に関する情報」「勤務先に関する情報」の2つです。具体的には、以下のような内容があります。

記入した情報にもれや誤りがあった場合は、再確認が必要となり審査に時間を要してしまいます。また場合によっては虚偽の申告として審査落ちとなる可能性もゼロではないため、情報は正確に記入するようにしましょう。

カードローンの審査時間は、申し込む金融機関によって異なります。一般的に消費者金融では、即日融資をうたっている会社も多く消費者金融で借り入れを行うメリットといえるでしょう。

銀行系のカードローンは、独自の審査基準や貸付金額の上限を定めていたり警察庁のデータベースの照会が義務付けられていたりするため、即日融資はできません。

また信販会社系は、クレジットカードを作る時間と同様の審査期間を設定していることが多く1週間以上かかる場合もあります。

即日融資が可能な消費者金融のカードローンの代表例は、以下の通りです。

消費者金融会社融資までの最短期間おすすめポイント
プロミス最短30分原則24時間365日
レイクALSAWEBで最短60分5万円以内の借り入れなら無利息期間は最大180日
アコム最短30分最短30分で審査回答可能
アイフル最短25分50万円以下なら収入証明書が不要
SMBCモビット最短30分10秒簡易審査が可能

融資までの期間は、申し込みの曜日や時間帯によっては翌日以降の取り扱となる場合があります。

カードローンの審査基準

カードローンの審査に通る人の特徴を教えてください。

審査に通る人は、大きく分けると「収入」「現状の借入状況」「過去の返済実績」の3つのバランスが取れていることが特徴です。審査に通るためには、どれか1つではなくいずれの条件も満たしている必要があります。そのため単に年収が高いだけでは、審査を通ることはできません。

カードローンの審査基準は、金融機関ごとに定められていますが公表されていません。そのためカードローンの審査に通りやすい人の特徴は、あくまでも推察となります。主に以下のようなものが考えられます。

安定した収入を得ている人であれば審査に通りやすくなるでしょう。ここでいう安定した収入とは、月に1回程度、給料のような形で定期的に入る収入のことです。

収入の大小によって借り入れできる金額は変わってきますが、定期的に安定した収入が得られている人であれば審査に通る可能性は高くなります。金融機関各社のカードローン申込要件にも「安定した収入があること」といった文言が明記されていることが多い傾向です。

カードローンの審査は、職業や勤続年数によって有利度が変わると予想されます。例えば上場企業に勤務する管理職(正社員)であれば年収が高く会社が倒産するリスクも低いと考えられるため、審査に有利な可能性もあります。また公務員も退職する可能性が低いため、審査に有利なのではないでしょうか。

もちろん非上場企業や非正規雇用の人、アルバイトの人でも安定した収入があればカードローンの利用はできます。しかし上場企業に比べると企業によっては勤務先が倒産リスクが高くなるかもしれません。また勤務先が人員削減を行うリスクもあります。そうなれば収入がなくなり返済ができない可能性もあるため、厳しい目で見られる可能性もあります。

勤続年数も審査の重要なポイントの一つです。勤続年数が長ければそのまま継続的に安定した収入が得られると考えられるため、審査には有利でしょう。反対に転職などで勤続年数が短い場合は、再就職で収入が不安定になる可能性も考慮されるため、審査には不利になるでしょう。

カードローンの審査を受ける時点で他社からの借り入れがなかったり借り入れがあっても少なかったりするほうが、審査は通りやすくなるでしょう。

なぜなら総量規制の観点で、貸金業者は年収の3分の1を超える貸付を行うことができないからです。信用情報機関には、カードローン申込時点での借入状況が記録されているため、借入額が少なければ少ないほどカードローンの審査には通りやすくなります。

また総量規制の範囲内でもカードローン申込時点での借入額や毎月の返済額が毎月の収入に対してあまりにも高い場合は、今後の返済負担を考慮され審査には通りにくくなるでしょう。

信用情報機関に、例えば過去のカードローンの支払い遅延や未払いの情報記録が残っていると審査に通りにくくなるでしょう。

ただし過去の滞納歴があるからといって必ずしもカードローンの利用ができないわけではありません。しかし審査では不利になっても有利になることはないため、注意が必要です。

自分の信用情報の登録内容は、信用情報機関へ開示請求を行えば知ることができます。自身の信用情報の状況を事前に確認しておけばカードローンの審査を通るための対策が講じられるでしょう。

持ち家を所有して毎月確実に住宅ローンの支払いを続けている人は、審査に通りやすいでしょう。なぜなら堅実に住宅ローンの支払いを遅滞なく続けていること自体が信用につながるからです。

また賃貸住宅よりも持ち家の人のほうが審査は通りやすいと予想されます。賃貸の場合は、もし返済不能になったときに持ち家の人と比較して家を引き払って逃げやすい傾向です。そのため持ち家であればそういった心配が低いため、審査は通りやすくなります。

さらに実家暮らしの場合は、もし返済不能になったときに家族が返済を肩代わりしてくれる可能性が期待できるため、審査には通りやすいといえるでしょう。

カードローンの審査に通るための3つのコツ

カードローンの審査に通るコツはありますか?

「これをやれば必ず通る」というものはありませんが、少しでも可能性をあげるためのコツはあります。

審査基準とは別にカードローンの審査を通りやすくするためのちょっとした3つのコツをご紹介します。これを実行したからといって必ずしも審査に通るわけではありません。しかし試してみる価値は十分にあります。

カードローンを申し込みする際の必要な個人情報は、正確かつ正直に伝えるようにしましょう。最も信頼を失ってしまう行為は、嘘をつくことです。

「審査に通りたい」という気持ちばかりが先走ってしまい年収を少し高めにしたり勤続年数を長くしたりすることはおすすめできません。所得証明書類を提出すればすぐに嘘が発覚します。

また過去の借入状況や返済状況なども審査の際に信用情報機関へ照会が行われるため、虚偽の申告をしていた場合は分かってしまいます。金融機関は、審査で「この人にお金を貸しても大丈夫だろうか?」を判断します。嘘をつくような人は、信頼を得るのは難しいでしょう。

カードローンの申し込みを検討している金融機関に店舗窓口がある場合は、直接訪問して相談することをおすすめします。窓口担当者と顔を合わせながら直接相談できれば、申込者の信用度を多少なりともアップさせることができるかもしれません。手続きの流れも直接丁寧に教えてもらえるため、申し込みもスムーズに進めることが期待できます。

※コロナ禍に伴い窓口での対応ができなかったり、予約が必要であったりする金融機関もあります。事前にどのような対応を行っているか確認したうえで訪問すると安心です。

審査担当者も人間です。審査基準はあるものの「この人ならお金を貸しても良い」と感じてもらうことが重要です。

審査担当者の印象を良くする方法としては、以下のような点に気を付けましょう。

複数のカードローンに申し込むのは良くない?

複数のカードローンに申し込みはできますか?

申し込みはできますが、おすすめできません。

できるだけ早くお金を借りたい気持ちが先行するあまり、複数のカードローンに申し込んでしまう人もいるのではないでしょうか。しかし複数の申し込みは、おすすめできません。

なぜなら複数のカードローンに同時に申し込みを行ってしまうと、借り入れの可否にかかわらず信用情報機関に各申し込みの履歴が記録されてしまうからです。「複数の会社に申し込まなければならないほどお金に困っている人=返済能力にも不安がある」と判断され、審査が不利になりかねません。

いわゆる「申し込みブラック」という状態です。信用情報機関に申し込みの記録が残る期間は、半年間(6ヵ月間)となっています。

審査に落ちてしまった場合は、再申し込みを行うまで半年間経過するまで待つことが必要です。またどうしても複数社申し込みたい場合は、1ヵ月に2社までにしておきましょう。

できるかぎりやみくもに申し込みをせず自分のあったカードローン会社を選別してから申し込みするのが賢明です。

カードローンの種類には何がある?

おすすめのカードローンの特徴を教えてください

カードローンにはさまざまな種類がありますが、提供する金融機関の区分で特徴が異なります。それぞれの特徴を理解して自分に合ったカードローンを選択しましょう。例えば急ぎで借りたい場合は、即日融資が可能な消費者金融系カードローンがおすすめです。

カードローンには、大別すると以下のような種類があります。

消費者金融系カードローンは、即日融資に対応していることが多い傾向です。できるだけ早めに融資を受けたい人に向いています。また「お金を借りているところを誰にも見られたくない」という人でもインターネットや無人契約機で契約手続きまで完了させることが可能です。

消費者金融系カードローンは、総量規制の対象となっているため、借入可能額(限度額)が高く設定されていたとしても年収の3分の1以上は借り入れることができません。例えば年収900万円の人の場合、消費者金融系のカードローンで借り入れできる上限金額は300万円です。

銀行系カードローンの特徴は、消費者金融系のカードローンよりも比較的低い金利で利用できることです。例えばメガバンクが展開しているカードローンであれば自行のATMやコンビニATMで返済や借り入れができ手数料負担がかからないところもあります。

なかには「銀行なら安心」という人もいるかもしれません。一方で消費者金融系に比べて審査に時間がかかる点はデメリットです。銀行系カードローンの場合、警察庁へのデータベース照会が義務付けられているため、即日融資はできません。

そのため「すぐにお金を準備したい」という人には不向きです。

ソニー銀行や楽天銀行など直接の店舗を持たないネット銀行でもカードローンを利用することができます。口座を持っていればインターネットから簡単に申し込みが可能です。

銀行系カードローンと匹敵する低金利で利用できることは大きなメリットです。しかし銀行系カードローンと同様に警察庁へのデータベース照会があるため、即日融資はできません。

審査の一環となる在籍確認は、金融機関によって異なりますが例えば楽天銀行の場合は、電話で行われます。「個人名でかける」となっているものの電話での在籍確認に抵抗があり書類審査で在籍確認をしたい場合は、消費者金融系のカードローンのほうがおすすめです。

日ごろからネット銀行を頻繁に利用している人や即日融資でなくても問題ない人などの利用に向いています。

カードローンの審査に落ちても絶対にやってはいけないこと

審査に自信がありません。「審査不要」のカードローンに申し込みしてもいい?

「審査不要」をうたっているカードローンは、ヤミ金の危険性があるので絶対に利用しないようにしましょう。

カードローンの審査に落ちてしまった場合、どんなにお金に困っていたとしても絶対にやってはいけないことがあります。例えば以下の3つのような行為は絶対に行ってはいけません。近年は、インターネットの普及に伴い手を変え品を変え言葉巧みな甘い誘惑がたくさんあるため、要注意です。

カードローンに申し込みする際は、必ず審査が必要です。法令に則って運営している会社であれば審査のないカードローンというものは存在しません。

ただなかには「審査不要」をうたう金融会社もあります。これは、いわゆる「ヤミ金」といわれる会社です。絶対に付き合わないように注意しましょう。

貸金業者は、利息制限法第1条で貸付時の金利の上限が定められています。しかしヤミ金の場合は、銀行などでお金を借りられない人たちの弱みにつけこみ法外金利で貸付を行ってくる傾向です。

返済できない場合は、手段を選ばず親や兄弟姉妹、勤務先にまで迷惑がかかる可能性があります。またヤミ金は、審査は不要という甘い言葉で顧客を募り銀行口座や仮想通貨口座を作らせ担保として要求されることも。

こういった口座は、犯罪目的で利用されるケースが多いため、知らないうちに悪質な犯罪に加担してしまう可能性があります。どんなに困っていたとしても、ヤミ金にだけは手を出さないように注意しましょう。

クレジットカードのショッピング枠を現金化する業者もあります。ショッピング枠の現金化は、グレーゾーンとも呼ばれており法整備が進んでいないため、2022年1月時点で違法ではありません。

しかしクレジットカード会社が規約で禁止している行為のため、利用すると会員規約違反でクレジットカードを強制退会させられてしまう可能性も出てきます。そのため絶対に利用しないようにしましょう。

クレジットカードには、買い物で利用できる「ショッピング枠」とお金を借りることができる「キャッシング枠」の2つの機能があります。ショッピング枠は、総量規制の対象ではありません。そのため総量規制の範囲を超えてた借り入れをしている人でも買い物にクレジットカードを利用することはできます。

法律の抜け穴を利用して借入希望者にクレジットカードで買い物をさせ手数料を引いた価格で買い取りして現金化する仕組みです。クレジットカード会社が認めていないだけでなく自分が利用した分以上の債務が増えてしまうことになります。

SNSやインターネット掲示板などを利用して「個人間での融資」をうたった書き込みが増加傾向です。金融庁でも警鐘を鳴らしています。個人間融資は、犯罪被害やトラブルに巻き込まれることがあるため、絶対に行わないようにしましょう。

不特定多数の人が閲覧できるSNSの場で「お金を貸します」などと書き込む行為は、貸金業法11条に反しているため、違法です。

無登録で勧誘を行うことは違法となるため、困っていても甘い誘惑にだまされないようにしましょう。

カードローンの審査難易度の正確な比較はできない

カードローンの審査が一番甘い会社はどこ?

各社の審査基準は公表されていないため、審査が甘い会社・厳しい会社の判断は一概にはできません。

カードローンの審査基準は、金融機関によって異なると考えられます。しかし明確に公表はされていないため、どこの会社が審査に通りやすいなど審査難易度を正確に比較することはできません。

カードローンの審査基準を公表していない理由は、審査基準を明確にすると悪用して虚偽の申告を行う人が増える可能性があるからです。審査基準に合致するように「収入を実際より多めに申告する」「勤続年数を偽る」「非正規雇用を正規雇用と偽る」などが考えられます。

また「この会社なら簡単に融資が受けられる」とインターネットで拡散されお金に責任を持たない人が殺到する可能性も否めません。借りても返さないという人が増加するリスクが高まってしまうでしょう。

そのため金融機関は、カードローンに限らず住宅ローンやクレジットカードの審査結果について明確な理由は伝えないようにしています。

審査難易度の正確な比較はできないものの審査は正確かつ正直に申告することが大切です。また「借りた分は期限までに返す」といったルールをしっかりと守れば審査にも通りやすくなるでしょう。

今すぐお金を準備したいときは消費者金融系カードローンがおすすめ

消費者金融系カードローンと銀行系カードローンとで迷っています。どちらがいい?

すぐに借りたいなら消費者金融系カードローンがおすすめです。銀行系カードローンは即日融資は難しいためです。一方で、もし少しでも低金利で借りたいなら銀行系カードローンの方がいいでしょう。

カードローンは、仕事で急な出張、部下や取引先との付き合い、子どもの進学費用や塾費用などまとまった支出が必要なときにお金が準備できるため、非常に便利です。しかしカードローンとひとくちにいってさまざまな種類があります。

「今すぐにお金を準備したい」と思ったときに即日融資可能なカードローンが消費者金融系カードローンです。多くの人に利用され、テレビCMなどでもおなじみの代表的な大手消費者金融カードローンを5社ご紹介します。

いずれの会社も最短即日融資が可能ですが、申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合がある点は留意しましょう。

(画像=プロミスHPより引用)

プロミスは、申し込みから借り入れまでのスピード感が特徴です。簡易審査は最短15秒(※)、本審査も最短30分のため、急ぎの出費がある人に向いています。WEB契約であれば即日融資も可能で保証人や担保も不要です。

※事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。※新規契約時点の融資額上限は、50万円までとなります。

ローンの種類も多岐にわたり使い道自由のフリーローンだけでなく女性専用のレディースキャッシングや自営業者専用ローン、目的別ローン、おまとめローンなどがあります。

プロミスの無利息期間は、初めて利用する場合に借り入れした日の翌日から30日間利息無料(メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です)となります。他社の無利息期間サービスで、は契約日の翌日から利息が無料という会社が多いなか、プロミスのサービスは特徴的でしょう。

他社のように契約日の翌日からの場合、カードローンを契約後すぐに使わないと無利息期間のメリットを享受できません。しかしプロミスなら契約しておいて後で借り入れしても無利息期間を利用できます。

利息(フリーローンの場合)4.5~17.8%
簡易審査あり(最短15秒)
審査のスピード最短30分
融資までのスピードWEB契約なら即日融資可能
申込方法WEB、電話、郵送、来店
返済方法ATM、コンビニ、口座振込
その他サービスはじめてなら借り入れした翌日から30日間利息0円

※プロミスHPより

プロミスのお申し込みはこちら(画像=アコムHPより引用)

アコムも即日融資が可能なカードローンです。審査時間は、最短30分で申し込みした日からお金を借りることができます。公式サイトから最短3秒で確認できる簡易診断も利用可能です。

WEB申し込みならカードレスも可能で即日融資も利用できます。また「カードを受け取りたいけど自宅に送られるのは嫌」という人など家族に知られずに借り入れを行いたい場合は、無人契約機(むじんくん)による申し込みも可能です。

その場でカード発行ができるため、郵送物が自宅に届くなどの心配もいりません。契約日の翌日から30日間金利ゼロ円サービスも受けることができます。

利息(フリーローンの場合)3.0~18.0%
簡易審査あり(最短3秒)
審査のスピード最短30分
融資までのスピード即日融資可能
申込方法WEB、電話、来店(無人契約機)
返済方法ATM、コンビニ、口座振込
その他サービスはじめてなら契約日の翌日から30日間利息ゼロEメールサービス(返済日をお知らせ)

※アコムHPより

アコムのお申し込みはこちら(画像=SMBCモビットHPより引用)

SMBCグループグループの消費者金融のSMBCモビットも即日融資が可能です。申込後にフリーコールへ申し込むことで優先的に審査を受けることも期待できます。簡易審査は、個人情報をいくつか入力すると最短10秒で完結。本審査も最短30分で可能です(申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります)。

借り入れの方法は「振込」「モビットカード」の2種類があります。振込であればカードレスとなるため、カードを郵送してもらう必要がありません。

自宅に郵送物を送って欲しくない人など借り入れを周囲に知られたくない人にもおすすめです。他の消費者金融会社が提供している無利息サービスは取り扱っていないものの返済した金額200円につきTポイントが1ポイントたまるサービスを提供しています。

利息(フリーローンの場合)3.0~18.0%
簡易審査あり(最短10秒)
審査のスピード最短30分
融資までのスピード即日融資可能(コールセンターに連絡)
申込方法WEB、電話、郵送
返済方法ATM、口座振込
その他サービス返済でTポイントが貯まる

※SMBCモビットHPより

SMBCモビットのお申し込みはこちら(画像=アイフルHPより引用)

コミカルなテレビCMでおなじみのアイフルも融資時間の早さに定評があります。簡易審査は最短1秒、融資時間は最短25分と他の消費者金融会社とも引けを取りません。

はじめての利用の人は、契約日の翌日から最大30日間利息0円となるサービスも魅力です。

即時振込にも24時間365日対応しており土日や祝日でも借りることができて便利でしょう。WEB完結なら郵送物も一切なく誰にも知られずに申し込みを完結できます。

利息(フリーローンの場合)3.0~18.0%
簡易審査あり(最短1秒)
審査のスピード最短25分
融資までのスピードWEB契約なら即日融資可能
申込方法WEB、電話、来店(自動契約機)
返済方法ATM、コンビニ、口座振込、口座振替
その他サービスはじめてなら契約日の翌日から30日間利息0円

※アイフルHPより

アイフルのお申し込みはこちら(画像=レイクALSA HPより引用)

新生銀行グループのカードローン、レイクALSAは、WEBでの申し込みを活用すれば融資を受けるまでの期間を短くすることが可能です。パソコンやスマートフォン完結のWEB申し込みなら最短60分で融資が受けられます。審査も最短15秒で対応可能です。

借入方法は、銀行振込とATMを選択できます。ネット銀行を使えば自宅からでも融資の申し込みが可能です。はじめての利用の場合、WEB申込限定で60日間利息が無料(5万円までなら180日間利息無料も選択可能)となります。

他社では30日間の利息無料のサービスが多い中、60日間(※1)・180日間(※2)の無利息期間はレイクALSAならではの魅力といえるでしょう。

レイクALSAのお申し込みはこちら

※1 Webで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。※1 Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません。

※2 契約額1万円~200万円まで

【レイクALSA

利息(フリーローンの場合)4.5~18.0%
簡易審査あり
審査のスピード最短15秒
融資までのスピード即日融資可能(WEB完結)
申込方法WEB、電話、来店(自動契約機)
返済方法ATM、口座振替、口座振込
その他サービスWeb申込限定で60日間利息0円(5万円までの借り入れなら180日間利息0円も選択可能)

※レイクALSA HPより

≪貸付条件≫融資限度額 1万円~500万円貸付利率 4.5%~18.0%ご利用対象 年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する方,ご自分のメールアドレスをお持ちの方,日本の永住権を取得されている方遅延損害金(年率) 20.0%ご返済方式 残高スライドリボルビング/元利定額リボルビングご返済期間・回数 最長5年、最大60回必要書類 運転免許証担保・保証人 不要※収入証明(契約額に応じて、新生銀行フィナンシャルが必要とする場合)※商号:新生フィナンシャル株式会社※貸金業登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号

レイクALSAのお申し込みはこちら

審査に落ちたら要チェック!カードローン審査に関するQ&A

カードローンの審査では、信用情報を健全に保つことが大切

カードローンは、急な支出があった場合でもすぐにまとまったお金を準備できる便利なサービスです。しかし申込手続きの簡便さから「お金を借りている感覚が希薄になってしまう」という注意点があります。

過剰な借り入れは、毎月の返済を困難にして延滞や返済遅延を引き起こすきっかけとなりかねません。そうなれば個人の信用を下げ「必要なときに借りたくても借りられない」という悪循環を生んでしまうでしょう。カードローンは、計画的に利用することが大切です。

カードローン審査に落ちてしまった場合に大事なのは、原因を自己分析し早めに解消させたうえで信用情報を健全に保つことです。将来的に住宅ローンや教育ローンなどの利用を検討することも考慮し審査対策をしっかりと理解しておきましょう。

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