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USBスマホ充電器おすすめランキングTOP5。USB Type-A/C両方で使えるタイプも

新しく充電器を買う場合、充電スピードが大事。

ものすごく高価な買い物というわけではないけれど、買って失敗したくないスマホ充電器。価格はもちろん、サイズ感(持ち運びやすいか)、ポートのタイプ(USB-Aなのか、USB-Cなのか)や数(1つで良いのか、何台も同時に充電したいのか)など、チェックすべき項目は意外とたくさんあります。

今回は、できるだけ低コストで高速充電できるスマホ充電器はどれか、1台で複数のポートがある充電器(USB-Aタイプのみ、USB-Cタイプのみ、USB-AとUSB-C両方)を含めて、wirecutterが厳選したアイテムを紹介していきます。

ちなみに、USB-Cの充電器はUSB-Aよりも速く充電ができて、iPhonesとAndroidスマホの両方(2017年以降に販売されたスマホのほとんど)に対応しています。また、2020年11月以降にiPhoneを購入した場合は、全モデルでUSB-C–Lightningケーブル付属になっていますが、それ以前のiPhoneユーザーは別途USB-C–Lightningケーブルを買う必要があるかもしれません。Androidユーザー、USB-Cタイプのケーブルをすでに持っている場合、追加で何か購入する必要はないそうです。


おすすめスマホ充電器(同率)1位:Anker「PowerPort III Nano」(USB-Cポート1つ)

小さくて低コスト、あらゆるスマホ(iPhone、Samsung Galaxy、Google Pixelの端末を含む)を高速充電できる。ポートは1つ。USB-Cタイプ。

おすすめスマホ充電器(同率)1位:Aukey「Omnia Mini 20W USB-C PD Charger (PA-B1)」(USB-Cポート1つ)

手頃な価格で、スマホのフルスピード充電が可能。ポートは1つのみ。USB-Cタイプ。Anker「PowerPort III Nano」と比べても大差ないため、同率1位。どちらか安くなっている方が狙い目です。

高速充電できて、鞄の中に入れて持ち歩くのに便利な小型なものを探している人にとって、最もおすすめできるスマホ充電器は、Ankerの「PowerPort III Nano」あるいはAukeyの「Omnia Mini 20W USB-C PD Charger (PA-B1)」。

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いずれも、アップルが以前まで採用していた5W充電器(iPhoneに同封されていたもの)と同じサイズ感で、形状もほぼ同じ。どちらもUSB-Cタイプで、パワーは最大20W(iPhone、Samsung Galaxy、Google Pixelのほか、急速充電対応のAndroidをはじめあらゆるスマホを30分で50%以上充電、アップルのMagSafeワイヤレス充電システムには最大15W)を発揮。Wirecutterがテストしたところ、同じような結果が出たため同率1位となりました。購入する際にどちらにするか迷ったら、安いほうが狙い目です。

Anker PowerPort III Nano

USB-Cポート:20 W USB-C

サイズ:4 x 2.8 x 2.8 cm

Aukey Omnia Mini 20W USB-C PD Charger (PA-B1)

USB-Cポート:20 W USB-C

サイズ:3 x 2.9 x 2.9 cm

おすすめスマホ充電器3位:RAVPower「30W Dual Port Compact PD Charger (RP-PC132)」(USB-Cポート1つ、USB-Aポート1つ)

USB-C、USB-Aの両タイプに対応。どのケーブルを使おうともフルパワーで高速充電できて、小さいサイズ感ながら頼りになるスマホ充電器。

さらにパワフルで高速充電ができるのが、RAVPower「30W Dual Port Compact PD Charger (RP-PC132)」。USB-Cポートでは最大18W、USB-Aポートでは最大12Wでの充電が可能です。Wirecutter調査では、USB-Cポートだと1時間で85%、USB-Aポートだと70%充電できたことが確認されています。

USB-Cポート:18 W

USB-Aポート:12 W

サイズ:4.8 x 4.8 x 3 cm

おすすめスマホ充電器4位:「Spigen PowerArc 40W ArcStation Pro」(USB-Cポート2つ)

USB-Cタイプの端末を2台持っていて、両方ともできる限り高速充電したいという場合にはこれがベスト。

「Spigen PowerArc 40W ArcStation Pro」は、USB-Cタイプの複数の端末を同時にトップスピードで高速充電したい人におすすめ。

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1つのポートを使うと30W、2つのポートを同時に使うと20Wのパワーを発揮。iPhoneの場合、30分で0から50%以上充電できます(ちなみに、iPhone純正の充電器だと同じ時間で20%充電)。こうしたUSB-Cのデュアル充電器はまだそう多くなく、「Spigen PowerArc 40W ArcStation Pro」はそのなかでもベストなものになっています。

USB-Cポート(1つ目):30 W(2台同時充電する場合20W)

USB-Cポート(2つ目):30 W(2台同時充電する場合20W)

サイズ:4.9 x 4.7 x 2.8 cm

おすすめスマホ充電器5位:Anker 「PowerPort 4」(USB-Cポート4つ)

低コストでコンパクト、USB-Cタイプの充電器と比べるとスピードは若干落ちますが、1度で最大4台の端末の高速充電が可能なスマホ充電器。

スマホ、スマートウォッチ、モバイルバッテリー、Bluetoothイヤホンなど複数の端末を持っているという人や、旅行先にみんなで使える充電器を用意して持っていきたいという人におすすめできるのが、Anker 「PowerPort 4」。

Anker PowerPort 4 (USB充電器 40W 4ポート) 【PSE認証済 / PowerIQ搭載 / 折りたたみ式プラグ搭載】iPhone&Android各種対応 (ホワイト)

2,499円

USBスマホ充電器おすすめランキングTOP5。USB Type-A/C両方で使えるタイプも

各ポートは12Wの充電が可能で、これはスタンダードなUSB-Aと同等のパワー。このサイズ、価格で同じような性能を期待できる4ポート付きのスマホ充電器はほかになし。

USB-Aポート(1つ目):12 W

USB-Aポート(2つ目):12 W

USB-Aポート(3つ目):12 W

USB-Aポート(4つ目):12 W

サイズ:6.5 x 6.5 x 2.9 cm

おすすめスマホ充電器1位(同率):Anker「PowerPort III Nano」 / Aukey「Omnia Mini 20W USB-C PD Charger (PA-B1)」

USB-Cタイプのスマホ充電器が劇的に小型化・低コストになったのは、じつはここ数年のこと。最近では、1,000〜2,000円でしっかり良いものが手に入るようになりました。なかでも、最もコンパクトでできる限り高速充電ができるAnkerの「PowerPort III Nano」、Aukey「Omnia Mini 20W USB-C PD Charger (PA-B1)」はWirecutterが厳選した結果、ベストなスマホ充電器に認定。いずれもUSB-Cタイプで20W充電でサイズもほぼ一緒、同じように優秀なので迷ったら安いほうが狙い目です。

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20W(9V/2.2A)ですが、一部のAndroidスマホのようにUSB PD(USB Power Delivery)規格未対応のUSB-C端末と互換性がある15W充電もサポート。

5W充電の充電器では、同じ時間コンセントを繋いでおいても20%程度しか充電できないのに対し、AnkerとAukeyの充電器は30分程度でゼロから50〜55%充電できます。たとえばiPhone 12を繋いだ場合、30分で55%、1時間で85%充電できました。

アップルの「MagSafe充電器」や「MagSafeデュアル充電パッド」などMagSafeワイヤレス充電アクセサリにも対応。Wirecutterでは以前まで18Wの充電器をおすすめしていましたが、数々のテストを行なったところMagSafeにはもっとパワーが必要だとわかりました。AnkerとAukeyの20W充電器は18Wの同等品と値段が大差ないのもポイントです。

保証に関しては、Ankerが1年半(条件次第で6カ月延長)、Aukeyが2年となっています。Wirecutterスタッフの経験上、Ankerは素早く簡単なプロセスでした。Aukeyはこれまでに保証を利用する機会こそありませんでしたが、数年以上製品をテストしてきた立場から自信を持って言えるのは、何らかの問題が発生した場合には適切な対応をしてくれるはずだということです。

おすすめスマホ充電器3位:RAVPower「30W Dual Port Compact PD Charger (RP-PC132)」

RAVPower「30W Dual Port Compact PD Charger (RP-PC132)」は、デュアルポート(USB-A、USB-C1つずつ)のベストなスマホ充電器に認定。12WのUSB-Aポート、18WのUSB-Cポート装備で、スマホを購入した際に同封される純正充電器よりも2〜3倍速く充電してくれます。2台の端末を同時に充電できる充電器はほかにもありますが、サイズ、重さ、値段、両ポート使用時の充電スピードを踏まえるとこのRAVPowerの「RP-PC132」がおすすめです。

USB-Cポートは、USB-Aタイプよりも小さめで高速、さらに多くの端末(2017年以降に販売されたスマホのほとんど)に対応しています。とはいえ、現段階ですべての端末で使えるわけではないことを踏まえると、USB-Aポートつきの充電器があるとやはり便利です。

RAVPowerの「RP-PC132」は調査したデュアルポート(USB-A、USB-C対応)充電器のなかで最も小型で、製品パッケージに書かれている通りの性能を発揮してくれました。たとえばiPhone 12を繋いだ場合、USB-Aポートで30分以内に約40%、USB-Cポートで55%近く充電できました。

コンセント部分は折りたたみ式で、持ち運びにも便利。アップル純正の12W USBスマホ充電器と比べると一回り大きいほどですが、パワフルさは2倍期待できます。

RAVPower公式ウェブサイトで購入した製品を登録すると、保証期間を最大で2年半まで延長できます。

おすすめスマホ充電器4位:Spigen「PowerArc 40W ArcStation Pro」

Spigenの「PowerArc 40W ArcStation Pro」はAirPodsケースのようなサイズ感にして、USB-Cポートが2つ付いています。2台の端末を同時に充電しても、20Wのパワーで高速充電ができるのがポイント。1台の端末を充電する際は30Wのパワーを発揮できるので、タブレットやラップトップの充電にも便利です。このコンパクトさでここまでパワフルなのは珍しく、USB-Cタイプのデュアルポート充電器と同じような価格なのも嬉しいところ。

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たとえばiPhone 12を繋いだ場合、30分で52%、1時間で84%まで充電できました。Wirecutter調査では、製品パッケージに書かれている通りの性能(1台の端末には30W、同時充電では20W充電)が確認できました。

コンセント部分は折りたたみ式、保証期間はSpigenの他製品と同様2年です。

おすすめスマホ充電器5位:Anker「PowerPort 4」

Anker 「PowerPort 4」は、USB-Aポートが4つ。コンパクトなデザインで、旅行に持っていくのにも便利です。コンセントが1つしかないときでも、iPhoneとアップルウォッチを同時に充電したり、旅行で家族みんなの端末を一気に充電したりすることもできます。

Anker PowerPort 4 (USB充電器 40W 4ポート) 【PSE認証済 / PowerIQ搭載 / 折りたたみ式プラグ搭載】iPhone&Android各種対応 (ホワイト)

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Anker の「PowerPort 4」は、全ポートで高速充電ができるのがポイント。最大出力は40Wとされていますが、Wirecutter調査では各ポートで同時に12Wの充電、つまり合計で48Wの出力を測定しました。USB-Aタイプの充電器では最も速く、数あるマルチポート充電器と比べてもここまですべてのポートで同時に高速充電ができるものは稀です。

その他おすすめできるUSB-C充電器

RAVPower「PD Pioneer 20W Wall Charger (RP-PC150)」は、今回1位のAnker「PowerPort III Nano」 / Aukey「Omnia Mini 20W USB-C PD Charger (PA-B1)」と同じくらい良いのですが、2パックセットで販売されていることが唯一の難点。1つあたりの値段は安いので、もし2つ同じ充電器が必要だという場合にはおすすめできます。

Spigen「PowerArc 20W ArcStation Pro」は、4位のSpigen「PowerArc 40W ArcStation Pro」の姉妹バージョンで非常によく機能しますが、サイズがやや大きめ。コンセント部分が折り畳み式になっているものを探している人にはおすすめです。

Nimble「Wally Mini Wall Charger」は、USB-Cポート、USB-Aポートを1つずつ装備。リサイクル素材のプラスチック製なのも特徴です。ただ、同時に充電する際には15Wにパワーが落ちるのが注意点。サイズ、形状、価格、環境配慮という意味では素晴らしいですが、パワー面では3位のRAVPower「30W Dual Port Compact PD Charger (RP-PC132)」のほうが頼りになりそうです。

Aukey「Focus Duo 30W PD Charger (PA-D1)」は3位のRAVPower「30W Dual Port Compact PD Charger (RP-PC132)」と比べて若干大きめで、比較的価格が安いことがしばしばあります。USB-Cポートで30W充電が可能ですが、同時に充電すると18Wにパワーが落ちます。この性能は多くのスマホにとって十分すぎるほどで、小型のラップトップの高速充電にも使えるほどのパワーです。

3位のRAVPower「30W Dual Port Compact PD Charger (RP-PC132)」の代わりとして検討できそうなのは、Anker「PowerPort PD 2」、Scosche「PowerVolt PD32W」です。「PowerPort PD 2」サイズは若干大きめですが、頼りになるAnker製品で、「PowerVolt PD32W」は狭いところに差し込みやすい形状で、20WのUSB-Cポートがパワフルですが、価格が若干高いのが気になるところ。

RAVPower 「PD Pioneer 40W 2-Port Wall Charger (RP-PC152)」は4位のSpigen「PowerArc 40W ArcStation Pro」と同様に30WのUSB-Cポートが2つ、同時に充電する際には合計で40Wのパワーを発揮します。サイズは若干大きめですが、セール価格になっているとき(特にSpigenのものよりも安いとき)は狙い目かもしれません。

その他USB-Cタイプの充電器(ランク外)

Anker「PowerPort III 20W」は、コンセント部分は折り畳み式なものの、全体的にかなり大きめで1位のAnker「PowerPort III Nano」と比べると2倍のボリューム感になっています。価格の差は通常数百円程度で、機能的には同じ。サイズ感で選ぶならNanoのほうが扱いやすそうです。

Apple「20W USB-C電源アダプタ」は、今回1位のAnkerやAukeyと比べてサイズ感があり価格も高め。コンセント部分が折りたたみ式ではないので、アップル純正の充電器が絶対的に欲しい人以外はあえて選ぶ必要はないかもしれません。

Aukey「Minima 20W PD Charger (PA-Y20S)」、「20W PD Wall Charger (PA-F1S)」、Choetech「20W PD Fast Charger」もまた、サイズが大きめで価格も高め。

Aukey「Focus Duo 36W Dual-Port PD Charger (PA-D2)」は、今回4位のSpigen「PowerArc 40W ArcStation Pro」とよく似ていて、30Wのパワーを発揮。ポートを2つ使って同時に充電する際には最大出力36Wと若干遅くなりますが、そこまで気になるものではないはず。サイズはAukeyのほうが大きめですが、価格はほぼ同じくらいです。

Scosche 「PowerVolt Power Delivery Dual USB-C Fast Charger」には、USB-Cポートが2つ。1ポートあたり18Wで、今回4位のSpigenモデルが20Wなのと比べるとやや弱め。

Aukey「Minima 27W PD Wall Charger (PA-Y19)」は、スマホの充電には十分すぎるほどパワフルで、サイズが大きめ、価格が高め。

その他USB-Aのみの充電器(ランク外)

必ずしも高速充電である必要はない場合や、できるだけ価格を抑えたいという場合には、USB-Aポート2つ装備のAnker「PowerPort II」がおすすめ。旧iPadに同封されていた純正充電器と同じようなサイズ感で、2台の端末を同時に12W充電することが可能。たとえばiPhone XSを繋いた場合、30分で0から35%、1時間で70%充電できました。ちなみにこれが18WのUSB-C充電器だと30分で50%、1時間で80%充電できます。

RAVPower「36W Quick Charge 3.0 Wall Charger (RP-PC006)」の強みは、QuickCharge 3.0に対応していること。ただし、ほかのデュアルA充電器と比べると大きめで、性能もUSB-A、USB-C充電器と比べるとイマイチ。QuickCharge 3.0対応のスマホユーザー以外は、あまり利点を見出せないかもしれません。

「ZMI PowerPlug 4-Port Charger (AD02Z)」は驚くべき価格。執筆時点では約1,000円。メーカーによれば、2,000円を超えることはないとか。各ポートは2.4Aで、Wirecutter調査でも確認済み。ただし、0.01A程度出力レベルを超えただけで負荷がリセットされることもあり、ほかの充電器のほうが最大出力でもリセットされず余裕があるように見受けられました。

最後に、RAVPower「60W 6-Port Desktop USB Charging Station with iSmart (RP-PC028)」、RAVPower「60W 6-Port Desktop Charger with QC 3.0 (RP-PC029)」は持ち運びには大きすぎるのが難点。デスクに置きっぱなしで使うならば同じような価格帯でUSB-Cタイプの充電器の方が使い勝手が良さそうです。

表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性がありますので、販売ページをご確認ください。

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