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時計ジャーナリストが選ぶ!2021年のメモリアルな高級感あるメタルG-SHOCK5選

CMF戦略を明確化しているG-SHOCK。高級感あるメタルモデルを5つピックアップ!

耐衝撃性能を極めたG-SHOCKは、アクティブなライフスタイルギアとして高い人気を誇っている。しかし近年はかつてG-SHOCKを愛した大人のユーザーに向けた、高級感のあるメタルケースモデルに力を入れている。そもそもメタルG-SHOCKの始まりは、1996年の「MR-G」であり、ながらくはG-SHOCKのデザインコードを継承していた。【すべての写真を見る】しかし最近はメタルの質感や高級感など、素材特性を上手に取り入れたモデルが目立ち始めている。実はカシオではCMF戦略を明確化している。これはカラー、マテリアル、フィニッシュの頭文字であり、色や素材、仕上げによって時計の魅力を引き出すデザインワークのこと。メタルG-SHOCKはまさにこのCMF戦略の賜物であり、G-SHOCKの魅力をさらに広げているのだ。

定番モデルのメタル化。今年はコレ。

「AWM-500-1AJF」

時計ジャーナリストが選ぶ!2021年のメモリアルな高級感あるメタルG-SHOCK5選

「AWM-500-1AJF」7万4800円1989年に誕生したG-SHOCK初のアナログモデル「AW-500」のデザインはそのままに、フルメタル化を実現。ケースもブレスレットもブラックIP加工しているため、オリジナルモデルの雰囲気も上手く継承している。ちなみに世界6局に対応する電波受信機能「マルチバンド6」とソーラー駆動の「タフソーラー」を採用しており、機能面もオリジナルからきちんと進化。懐かしいあのモデルを、大人でも楽しめるのは嬉しいことだ。クオーツ、SSケース、ケース径44.5mm。

トレンド感のあるカラーを楽しむ

「GST-B400CD-1A3JF」

「GST-B400CD-1A3JF」5万9400円高級時計のトレンドカラーといえば、グリーン。数多くのグリーンモデルが登場したが、そもそもG-SHOCKはカラー展開が得意で、グリーンも定番色の一つだった。「G-STEEL」から登場したこのモデルは、ベゼルにグリーンIP処理を施し、深みのある美しい発色を実現した。これはメタル素材だからこその高級感であり、大人のG-SHOCKにふさわしい洒落感がある。ちなみにケース厚も12.9mmとかなり薄型でつけやすい。クオーツ、樹脂SSケース、ケース径49.6mm。

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