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  • 【2022年】おすすめスキャナー24選! 書類・イラスト・写真・名刺用など人気機種を紹介

【2022年】おすすめスキャナー24選! 書類・イラスト・写真・名刺用など人気機種を紹介

パソコンに画像や文章を取り込もうと思った時、どんな方法が思い浮かびますか?デジカメやスマートフォンで写真を撮ったあと、パソコンにデータを送信するのが一番かんたんですが、それだと時と場合によって画像のクオリティがまちまちで、安定感に欠けますよね。そうした時に、役に立ってくれるのがスキャナーです。コンビニのコピー機に付いている、書類を挟み込むあの部分を想像していただくと分かりやすいですね。

・データ化するとなにかと便利!おすすめスキャナーを紹介・注意!複合プリンターとは違う・なにをスキャンしたい?目的別スキャナーの選び方・チェックしておきたいスキャナーの性能・機能・スキャナーといえばこれ!おすすめ人気メーカー・【売れ筋機種を厳選】おすすめスキャナー15選・【外出先でも使える】おすすめハンディスキャナー9選・まとめ
  • なにをスキャンしたい?目的別スキャナーの選び方
  • チェックしておきたいスキャナーの性能・機能
  • スキャナーといえばこれ!おすすめ人気メーカー
  • 【売れ筋機種を厳選】おすすめスキャナー15選
  • 【外出先でも使える】おすすめハンディスキャナー9選
  • まとめ
  • データ化するとなにかと便利!おすすめスキャナーを紹介

    手描きの絵や雑誌の気になった記事など、アナログなデータは現物だと劣化してしまうものですが、スキャナーを使えばデジタルデータとして半永久的に保管しておけ、必要な時にすぐ持ち出すことができます。

    また、スキャナー自体もオーソドックスな函体のものと小型で持ち運びできるものとがあり、コピー機のスキャナーよりも断然機動力にで勝ります。扱いやすく、汎用性の高い電子機器なため、さまざまな現場で活躍中です。

    今回はそんなスキャナーについて、厳選した24モデルを紹介して行きます。用途やタイプ別の解説・上手な選び方やお役立ち機能なども合わせて紹介していくので、ぜひスキャナー選びの際の参考にしてください。

    注意!複合プリンターとは違う

    スキャナーと聞くと、プリンターのあの形を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。しかし、スキャナーとプリンターはまったく異なります。スキャン機能を併せ持たないプリンターもあり、その意味でもスキャナーとプリンターは別の機械ですね。

    スキャン機能を備えたプリンターは複合機と呼ばれます。読み取り対象をスキャナー部分に挟み込んで、データとして取り込んでからコピー用紙に印刷します。もちろん、外部デバイスと接続することでデータの保存・加工もできます。サイズが大きめなものが多いので広いスペースを占めてしまうことがネックですが、大量のデータを読み込んだりそれらをまとめて印刷したりする際には重宝します。

    複合機はオフィスやコンビニで一般的に普及しているため、親しみを覚えている人も多いことでしょう。複合機は半分パソコンのようなものなため、印刷以外にもさまざまな作業ができるモデルが揃っています。データの読み取りだけでなく印刷もまとめて行いたい人や、高機能なプリンターにスキャン機能も付属しているモデルが欲しい人には、この複合機のほうを購入することをおすすめします。

    スキャナーには読み取り機能しかない

    複合機には、読み取り機能のほかに印刷機能を始めとするさまざまな付加機能がありますが、スキャナーには画像データの読み取り機能しかありません。できることが少ないと言われればそれまでですが、とてもシンプルな電子機器とも言えます。シンプルだということは、それだけ壊れるリスクが小さいということ。部品点数や機能が少ないと、単純な話ではありますが、故障する箇所が減ります。多機能なものばかりが優れているとは限らないのです。

    また、スキャナーは読み取り専用の機械だけあって、読み取り機能の精度の高さは複合機のスキャナーとは一線を画します。オールインワンのいわゆる「全部載せ」な複合機が良いのか、それとも読み取りに特化したスキャナーが良いのか……考えどころではありますが、例えばイラストの読み込みなどは、スキャナー部分の読み取り精度のクオリティが出来栄えに大きく影響してきますよね。画像の読み込みを多く行いたい人には、スキャナーがおすすめできます。

    スキャナーにはデータ読み取りに関して役立つ機能を多数備えているモデルが多いこともメリットです。印刷がメインの複合機とはだいぶ違いますね。おまけにコンパクトで場所を取らないモデルや、持ち運びが可能なモデルもあり、扱いやすさという点でもスキャナーに軍配が上がります。

    なにをスキャンしたい?目的別スキャナーの選び方

    スキャナーは読み取りに特化した便利な電子機器ですが、さまざまな製品のタイプがあり、いきなりお店に行ったり通販サイトを見たりしても、どれにしようか迷ってしまうもの。見た目が魅力的なモデルも多いですしね。

    スキャナーには、それぞれモデルごとに得意な分野があります。パソコンに似ていますね。Windowsのパソコンは事務仕事が得意で、Macは画像処理や物作りに向いている……といった調子です。用途を決めて商品選びをすることは、どんな時でもおすすめな手法。もちろん、スキャナー選びの際にも大いに役立ちますよ。

    自分がどんな風に何をスキャンしたいかによって、選ぶべきスキャナーは変わってきます。ここではスキャナーのタイプを7つに分けて紹介。イラストか、文章か、はたまた書籍のようなかさばる媒体か質感が紙とは異なる写真か……。スキャナーは適切なモデルを選べば読み取れないものはほぼありません。ここでスキャナーをタイプ別に知って行くことで、自分のニーズをしっかりと見極めていただければ幸いです。

    【書籍】ADF(自動給紙装置)搭載の「シートフィードスキャナー」

    大量の画像や文章をスキャンしたい。そんな時に役に立つのがシートフィードスキャナーです。複数の原稿を一度にまとめてセットすることができ、なかには大型コピー機並みの枚数の原稿を読み取れるタイプも。書籍などの厚みのある原稿を読み取ることはできませんが、一枚一枚がバラバラの原稿であれば、スキャンにかける時間を大幅に短縮してくれます。

    シートフィードスキャナーが備えるADF機能とは、その名のとおり自動で原稿を読み取ってくれるシステム。セットした順に、原稿をスキャンしながら流して行ってくれます。一枚ずつ原稿をセットしなおす必要がないというのは、地味ですが本当にありがたい機能です。オフィスにスキャナーを置くなら、このタイプはおすすめですよ。

    また、シートフィードスキャナーのなかには自動両面読み取り機能を備えたモデルがあることも特徴です。原稿の裏表両面に文章や画像がある場合、わざわざスキャンするごとに裏返して表と裏を読み込んで……という作業が不要になりますね。この機能があれば、原稿に使う用紙の節約にもつながるので経済的でもあります。作業効率優先な人にはもちろん、ランニングコストを重視したスキャナー選びを考えている人にも、このシートフィードスキャナーを検討するのがおすすめです。

    【書類や自炊】文書の読み取りに特化した「ドキュメントスキャナー」

    人によってスキャナーで読み取りたいものはさまざまですが、文書の読み取りに特化したスキャナーを探しているという人もいるでしょう。そうした人には、このドキュメントスキャナーというタイプがおすすめです。

    ドキュメントスキャナーは名前のとおり文書のスキャンを専門とし、書類・パンフレットなどの紙媒体の文書をパソコンに読み込み、デジタルデータとして保存・閲覧できる状態にします。よく見かける複合機に付いているスキャナーはこのタイプであることがほとんどですね。大学のレポートを電子データとして保存したい学生や、仕事用に多くの書類を資料としてコンパクトに持ち運びたい人にはぜひおすすめですよ。

    また、「自炊」という言葉をご存じでしょうか。料理のことではなく、紙の本をバラバラにして電子データにする作業のことです。これを行うと、現物の本や雑誌を置くスペースが節約できし、大量の本をスマートフォンなどのデバイスに入れて持ち運びできるほか、本の中身が劣化することも防げます。自分の書いた文書を電子書籍にする際にも役立ちますね。そうした「自炊」に分類される作業を予定している人にも、このドキュメントスキャナーはおすすめできます。

    【イラスト】繊細な描写を読み取れる「フラットベッドスキャナー」

    イラストをスキャンする際に、気になるのは読み取り精度のクオリティですよね。せっかく読み込んでも、細かい描き込みの線が潰れてしまったり、微妙な色の加減が再現されていなかったりするとがっかりしてしまいます。そんな悲劇を防ぎたい人におすすめしなければならないのが、このフラッドヘッドスキャナーです。

    フラットベッドスキャナーのスキャン方法は、コピー機に付いているスキャナーの使い方と同じです。おなじみの、ガラス面に原稿を置いてスキャンするやり方は、原稿を固定できるうえに外界の光を完全に遮断してくれるため、データ読み取りのクオリティがほかのやり方と比較して飛躍的に高まることが最大のメリット。細かな仕上げの施されたイラストも、きっちりスキャンしてくれます。

    フィルムの読み取りができるスキャナーもあるので、フィルムカメラ愛用者にもおすすめのタイプです。昔のネガをデジタル化して保存したい時などに大活躍してくれること間違いなし。

    読み取り精度の点では抜群に優れたタイプなため、スキャン対象は画像がメインだよ、というすべての人にチェックしてみることをおすすめしたいタイプのスキャナーと言えます。

    【雑誌】厚い書籍をスキャンできる「スタンドスキャナー」

    原稿をスキャナーに通したり挟んだりするタイプでは、雑誌や書籍などの厚みがあったりページをめくるタイプの原稿はスキャンしづらいですよね。ページを一枚ずつ裁断するわけにも行かず、フラッドヘッドスキャナーで読み取るにしろ、厚みが邪魔をしてスキャンのクオリティが下がってしまいます。

    そんな時におすすめなのが、スタンドスキャナーです。ちょうど蛍光灯タイプの電気スタンドによく似た形状をしていて、スタンドであればライトに当たる部分で原稿の読み取りを行います。原稿とスキャナーの距離が離れてもスキャンできるのが特徴で、雑誌や辞書などの厚みのある原稿を読み取らせるにはピッタリのタイプ。使い方もかんたんですね。スキャナーの下に原稿を置くだけです。

    書籍のページを傷めずにスキャンできますし、原稿とスキャナーの距離が離れるため読み取りのクオリティはまずまずといったところですが、軽量で場所を取らないフォルムのモデルが多いことも魅力です。書籍をデジタル化したい人はもちろん、それなりに多くの書類や絵などを気軽にデータ化したい人にもおすすめのタイプです。

    【名刺】名刺のデジタル整理に便利「名刺スキャナー」

    ビジネスの現場でいまだに第一線級の活躍を見せるアナログなアイテム、名刺。この名刺、溜まってくると管理が面倒になるケースがあります。会社別、役職別に手作業で整理するとなると本当に大変で、それこそ一仕事です。そこにニーズを見出して、名刺一括管理ソフトが人気を博しています。親しみやすいCMが話題になったこともありますよね。

    そんな名刺管理にも、スキャナーは役に立ちますよ。名刺の扱いに特化した名刺スキャナーというタイプのモデルがあります。コンパクトでお値段も手ごろなものが多く、使い方はただ名刺を読み取り口に入れるだけという至ってシンプルなもの。即座に名刺をデジタル化してくれるので、あとは自分でデータを整理すればOKです。

    名刺スキャナーのなかには名刺データをある程度自動で整理してくれるようなものもあり、付属のソフトと連携させれば会社情報と合わせてデータベースを構築してくれるものも。日々の仕事で名刺を多く受け取る人に、ぜひおすすめのタイプのスキャナーです。

    【フィルム】ネガやポジのスキャンに特化「フィルムスキャナー」

    カメラで撮ったフィルムをデジタル化して保存したい、そんな時、画像の読み取りに特化したフラットヘッドスキャナーに任せるのもおすすめですが、さらにそのうえを行く選択肢があります。ネガやポジの読み取りに特化したタイプ、フィルムスキャナーがそれです。

    フィルムスキャナーは、名称からも分かるとおりフィルムのスキャンを専門とするスキャナーです。読み取り対象が古くても問題なく、現代の技術とクオリティですぐにデジタル化してくれます。白黒写真も色は付きませんがくっきり高画質で復活させられますよ。プリントアウトした写真を再度データ化した際などは、原本よりも高い画質を保って保存しておくことが可能です。

    フィルムスキャナーのなかには、フィルムだけでなく写真をスキャンできるものもあります。そうしたタイプの場合は、色補正やフォーカス調整といった画像加工機能を併せ持つことも多いので、用途に応じて検討してください。ネガや写真を多くスキャンしたい人におすすめのタイプですが、読み取り機能自体のクオリティがとても高いので、スキャナーを探しているすべての人に、一度チェックしてみることをおすすめできるタイプとも言えます。

    【外出先】コンパクトな「ハンディスキャナー」

    スキャナーは便利ですが、どのタイプも本体がそれなりに大きく、なかにはプリンター並みの巨体を誇るモデルもあります。しかし、書類や画像の読み取りが必要な状況は、そうした据え置き型に近いスキャナーがないところでも発生しかねません。こんな時手元にスキャナーがあればなぁ、と後悔しないためにも、ここでハンディスキャナーについてチェックしておくのがおすすめですよ。

    ハンディスキャナーは片手で扱えて持ち運びも可能な、コンパクトかつ扱いやすいタイプのスキャナーのことです。原稿の上を滑らせるようにしてスキャンするので、平らな場所があればどこでも原稿を読み取れてしまうことが最大のメリット。スキャンの質はそこそこですが、文字を読み取らせるのであれば十分以上の性能を備えたスキャナーがほとんどです。

    ハンディスキャナーは持ち運びが可能なだけに、コードレスで使えるモデルが多いこともポイント。外出先で電源を探す必要がなく、その場ですぐに原稿のスキャンが可能です。ちょっとした情報をすぐに、かつ手軽にデジタル化できますので、ビジネスにも私用にも重宝します。使いやすいスキャナーを探している人や、携帯できるスキャナーを探している人におすすめできるタイプです。

    チェックしておきたいスキャナーの性能・機能

    スキャナーにはさまざまなタイプのものがあり、得意分野もそれぞれで違うのですが、上手なスキャナー選びのためにチェックすべきなのはそこだけではありません。スマートフォンや自動車と同じで、製品そのものの性能や機能が大事になってきます。とくにスキャナーの場合はスキャンした後のデータの質が視覚的に分かるため、モデルの性能が購入後の満足度に直結しやすいです。

    用途を決めて選んでも、基本的な性能がほかのモデルよりも劣っていたら残念な気持ちになりますよね。自分が本当に必要としている機能を備えているのは似たような形をした別のモデルだった、なんてことになったら目も当てられません。価格にある程度の幅はあれどスキャナーは高い買い物なため、ここは慎重を期したいところです。

    スキャナーの商品説明を見る時にどの項目を重点的に見ると良いのか、おすすめな機能はどんなものか、ここですべて、一気に紹介したいと思います。スキャナーの選び方にはいろいろな視点がありますが、この部分が最適なモデル選びのキモになると言っても過言ではありませんから、じっくりチェックしてみるのがおすすめですよ。

    読み取るものに適した「解像度」

    スキャナーは基本的には画像読み取り専用の電子機器なため、一番大事なのはやはり解像度。身近なところでは、スマートフォンの解像度も使用感に直結する大事な指標ですよね。

    スキャナーの解像度は「dpi」と表されます。1インチあたりに表現できる最小単位「ドット」の数のことですね。このdpi値が大きければ大きいほど、複雑な画像を高精度でスキャンすることができます。

    スキャンした画像をプリンターで印刷する場合、解像度は200dpiくらいあれば十分でしょうか。細かい文字の文章をスキャンする場合には少し値を上げて300dpi以上あるとクオリティが高く保てます。また、画像内の文字を自動的に判別して読み取ってくれる「OCR処理」をスキャナーにさせたい場合は、おおむね200から400dpiくらいの解像度でれば満足の行くスキャンが行えるはずです。

    写真や精巧なイラストなどの情報量の多い原稿をスキャンしたい時は、600dpi以上の解像度を求めるのがおすすめです。文字のスキャンと比べてスキャナーに要求される能力が一気に上がりますが、解像度は高ければ高いほど良いので、予算の許す限りこの要素を追求してみることも場合によってはおすすめできます。スキャナーのなかには2000dpi以上という驚異的な解像度を誇るモデルもあり、こうした製品の場合は地図等の細かな画像もすっきり読み取れてしまいますよ。

    対応している「原稿サイズ」

    スキャナー購入を検討する際に、自分がスキャンしたい原稿のサイズを考えてみることをおすすめします。というのも、スキャナーは多くの複合機と違い、一台が幅広いサイズの原稿に対応できるというケースが少ないのです。A4はスキャンできるけれどA3は大き過ぎて無理、ということは珍しくありません。

    通常の書類の読み取りが主であれば、A4サイズ対応のスキャナーで十分です。このタイプのスキャナーはサイズがコンパクトな場合が多く、スペース効率を上げたい人にもおすすめできますね。価格が比較的手ごろなことが多いのもメリットです。

    A4サイズに限らずさまざまなサイズの原稿を扱いたいという人や、それほど省スペースに興味がないという人には、A3サイズ対応にスキャナーがおすすめ。とくに漫画の原稿はA3サイズなことが多いため、漫画を描く方の場合はA3対応機を選ぶのが良いでしょう。大は小を兼ねるため、もちろんA4サイズの原稿のスキャンも可能です。

    サイズというとどうしても大きな方に目が行きますが、はがきや名刺といったごく小さな原稿の読み取りを予定している場合は、念のためA4以下の小さなサイズにスキャナーが対応しているかどうかもチェックしてください。

    センサーは「CCD」と「CIS」の2種類

    スキャナーはセンサーを通じて原稿を読み取りますが、このセンサーには種類が2つあって、そのどちらにもメリットとデメリットがあります。用途に応じて選んでください。

    1つ目は「CCD」。光学縮小方式の英語の略で、反射光をレンズで読み取るタイプの方式です。原稿に多少の凹凸があっても綺麗にスキャンしてくれるので、ハイクオリティなスキャンが可能なことが大きなメリット。細かい描き込みも綺麗に読み取ってくれます。スキャナー本体が大きくなる傾向にあるので省スペースにはあまり向きませんが、スキャンの質を重視する人にはぜひおすすめしたいセンサーのタイプです。

    2つ目は「CIS」。日本語では密着センサー方式と言います。レンズを通さずに直接、センサーが反射光を読み取るタイプです。スキャナー本体をコンパクトにすることができるため、ハンディスキャナーのほとんどはこのタイプのセンサーを採用しています。スキャンの質そのものは及第点といったところですが、とにかく機動性に優れ、スキャン方法もかんたんなのがポイント。スキャナーに携帯性を求める人や、入手しやすい価格帯のスキャナーを探している人におすすめのタイプのセンサーです。

    「給紙枚数」や「読み込み速度」は十分か

    スキャナーを使っていて気になってくるのが、作業時間の長さです。コピー機やプリンターをはじめ、紙媒体を使った作業というのはわずらわしい作業が多いですよね。頻繁に原稿を替えたり出力までの時間を長く待ったりと、無駄な労力が費やされてしまうことも珍しくありません。

    スキャナーもそこは同じで、原稿の入れ替えの手間やスキャン完了までの待ち時間はできるだけ短縮したいものです。その観点から、チェックすることをおすすめしたいのがスキャナーの給紙枚数と読み込み速度。前者は一度にセットできる原稿の枚数、後者は読んで字のごとく原稿を読み込むスピードのことです。これらの値が大きいと、作業効率が大幅にアップします。

    給紙枚数や読み込み速度に優れたスキャナーは全体的に見て少々高めなプライスタグを掲げている傾向にありますが、時は金なりという言葉もあるとおり、作業時間の短縮はコストダウンにつながります。結果として本体価格の高いスキャナーの方が安価なものよりもコストパフォーマンスで勝っていたということにも十分になり得るため、給紙枚数と読み込み速度については、できるだけ高性能なスキャナーを選ぶことがおすすめです。

    原稿自動判別・傾き自動検知・裏写り自動除去などの「自動補正機能」

    スキャナーに原稿をセットした後、本体から離れて別の作業をしたいという人は多いはずです。そうでなくとも、原稿セット後はスキャナーにすべてを任せたい人がほとんどでしょう。こちらがなにもしなくても自動でスキャンも原稿の不具合への対処もやってもらえたらどんなに効率的でしょうか。

    最近のスキャナーはとても高性能で、そうしたニーズに十分応えてくれるモデルがたくさんあります。原稿の種類に応じて一枚ごとに解像度を調節する原稿自動判別機能・セットされた原稿の傾きをスキャン時に補正してくれる傾き自動検知機能・原稿の裏面の内容がスキャンに影響しないようにしてくれる裏写り自動除去機能など……これらをひとまとめにして、自動補正機能と呼びます。この自動補正機能、あると必ず役に立ちますから、すべての人におすすめですよ。

    当然ながら、自動補正機能を備えるスキャナーはそうでないモデルと比べると高価ですが、一般的に普及してきていることもあって価格はだいぶ落ち着いてきています。スキャン時の不要なエラーを防いでくれますから、予算に限りのある人でも、この自動補正機能についてはできるだけ追及してみるとことおすすめします。

    裏返す手間を省ける「両面読み取り機能」

    裏表両面に原稿の内容を記しておくと、用紙を節約できて経済的ですよね。プリンターもコピー機でも、もちろんスキャナーでも有効な方法です。普通のスキャナーだと一度読み取らせた後に原稿を裏返す必要がありますが、その手間を差し引いても用紙コストを下げられるのは大きなメリットです。

    近頃のスキャナーは本当に高性能で、この原稿を裏返す手間を省いてくれる機能を備えたものがあります。両面読み取り機能と呼ばれる機能で、これを持つスキャナーであれば、両面にスキャン対象があっても安心かつ手間いらず。一度原稿をセットしたら、後は放っておくだけで両面スキャンが完了します。

    この両面読み取り機能は、この前で紹介した自動補正機能とセットで十分に威力を発揮します。用紙が薄かったりスキャナーのスキャン能力が高かったりすると、裏面の内容が写り込んでしまうケースが多々あり、セットした原稿が傾いているとせっかくの両面読み込みが台無しになってしまいますからね。

    自動補正機能と合わさった両面読み込み機能はさまざまな場面で活躍してくれること請け合い。とくに用紙費用を節約して経済性を高めたい人や、スキャン効率を重視する人にはぜひともおすすめしたい機能と言えます。

    保存できる「ファイル形式」

    スキャナーで読み込んだ原稿をプリントアウトする人ももちろんいますが、多くの人はやはり、ファイルにして保管したいと考えるのではないでしょうか。もちろん、スキャナーは原稿のファイルへの変換に対応しているため、そのような用途がスキャナーに関しては大半を占めます。

    PDFやJPEGといった互換性に優れるファイルに対応しているスキャナーを選べば、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットといった多くの端末でスキャンした原稿のデータを閲覧することが可能になります。

    互換性の高いファイル形式に対応しているスキャナーを選ぶことは、とくにビジネスシーンにおいては最重要。多くの人と書類や画像といった資料を共有しなくてはならないため、とくにPDFに対応しているかどうかは要チェックポイントと言えます。また、電子書籍で自作の漫画を発表したい人なども、ファイルの形式がサイト側から指定されていることが多いため、スキャナーのファイル形式をチェックしてみることをおすすめします。

    Wi-Fi接続可能なら設置場所を選ばない

    スキャナーに限らずコピー機でもゲームのコントローラーでもそうですが、電子機器を外部デバイス(例えばパソコンやスマートフォン)と接続する際には、有線と無線の2つの接続方式のうちのどちらかを使います。前者は接続の確実性、後者はさまざまな面での自由度がメリットですね。

    スキャナーの場合、無線接続(多くの場合はWi-Fi接続)可能なモデルを選ぶと、本体の設置場所に関する制約が大きく緩和されます。同じ家やオフィスのなかであれば、パソコンやスマートフォンからある程度離しても接続に問題ありません。デスクの周辺にスペースがなくても大丈夫。インテリアのレイアウトに関して、スキャナーのせいで妥協を強いられることもありません。

    また、離れた場所にある外部デバイスに遠隔でデータを届けることが可能なため、原稿の仕上げや調達作業をパソコン等のそばで行わなくてもよくなります。このように、スキャナーの配置だけでなく自分の自由度も飛躍的に高まるため、Wi-Fi接続可能なスキャナーはおすすめです。有線接続のための配線をわずらわしく感じる人にも、ホコリが溜まるリスクなどが軽減されておすすめですよ。

    見落としがち!パソコンのOSに対応しているか

    スキャナーは必然的にパソコンやスマートフォンと接続する機会が増える電子機器ですが、それらの外部デバイスにはOSというものがありますよね。人間で言えば頭脳のようなもので、パソコンやスマートフォンはこのOSによって動いています。

    意外と見落としがちなのですが、スキャナーごとに対応しているOSは違うケースがあるのです。旧式のスキャナーになると、どんなに使い勝手に優れていたり役に立つ機能を備えていたりしても、最新のOSに対応していないこともあり、スキャンしたデータを外部デバイスに送れないという事態が発生しかねません。スキャナーはパソコンと接続されるケースが多いため、OSのバージョンが数多くあるWindowsユーザーは要注意です。

    現在、世界中のパソコンのほとんどはWindowsを載せていますので、Windowsユーザーであれば、新しいスキャナーを選びさえすれば対応OSに関する問題はほぼないと思ってよいでしょう。ただ、Macユーザーの場合は、自分のパソコンのOSにお目当てのスキャナーが対応していない場合もあり、なによりも先に対応OSをチェックすることをおすすめします。

    スキャナーといえばこれ!おすすめ人気メーカー

    自分のニーズをしっかりと把握しておけば、あとは機能と性能を吟味すれば選択肢は絞られてくるもの……と思いきや、そうでもないのがスキャナー選びの悩ましいところ。お店に行っても通販サイトを覗いても、魅力的なスキャナーで売り場があふれているように見えてしまって、いざ購入となるとどれにしようか迷ってしまいます。

    そんな時には思い切ってメーカーから攻めてみることをおすすめします。とくに、国産ブランドのスキャナーを探している人にはこの手法がおすすめです。日本は伝統的に電子機器に強いので、高機能でコストパフォーマンスの高いスキャナーを作るメーカーが国内ですぐに見つかります。製品に対する信頼性や保証の手厚さの面でも、日本のメーカーは世界的に評判が良いです。

    スキャナー選びに困った時の手引きの一つとして、おすすめの有名人気メーカーを4つ紹介したいと思います。CMでよく名前を聞く超有名メーカーから、少々マニアックですが質実剛健なメーカーまで選りすぐりました。多くのスキャナーを前に迷った時にはぜひ参考にしてください。

    カメラやプリンターに強い「CANON(キヤノン)」

    Canon(キヤノン)と言えば、読み方は「キャノン」ですが表記は「キヤノン」であることが時々話題になりますよね。テレビCMでよく名前を見る日本のメーカーです。カメラやビデオを筆頭に、優れた映像機器を製造することで世界的に有名な存在。プリンターなどの事務機器(もちろんこのなかにスキャナーも含まれます)やデジタルマルチメディア機器、半導体・ディスプレイ製造装置も開発製造できる技術力を持ちます。いわゆる総合精密機器メーカーですね。

    大規模なメーカーなため、ラインナップしているスキャナーのバリエーションも豊富です。自分の用途と必要な機能さえ絞っておけば、ピンと来るスキャナーは必ず見つかると言っても過言ではないでしょう。タイプも価格帯もまんべんなく揃えているため、スキャナー選びにあまり時間を掛けたくないという人におすすめのメーカーです。ピンポイントで欲しいモデルが見つかります。

    Canonの主力商品の一つがカメラであることを知らない人はそれほど多くないでしょう。そのためか、このメーカーのスキャナーはフィルムの読み取りを得意とするモデルが多いことも特徴です。また、写真関連に強いメーカーだけに、多くの画像補正機能を備えたスキャナーを比較的手に取りやすい価格帯で用意してくれていることも大きなメリット。もちろん事務機器メーカーでもあり、ビジネス用途に特化したスキャナーも探せますよ。迷った時には、まずCanon。これがおすすめです。

    センサーの性能の高さに定評「EPSON(エプソン)」

    EPSON(エプソン)は、時計メーカーであるSEIKO(セイコー)との関係が強いメーカーで、本拠地は日本にあります。主力商品はコピー機やプリンターといった事務機器、プロジェクタ、パソコンなどの電子機器ですね。クォーツ技術や、精密機器メーカーにとって欠かせない半導体の製造でも著名で、産業用ロボットの分野でも世界的なシェアを保持しています。リーズナブルな価格設定に定評のあるメーカーでもあり、学校や職場でEPSONの文字を目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。

    【2022年】おすすめスキャナー24選! 書類・イラスト・写真・名刺用など人気機種を紹介

    EPSONのメイン商品はプリンターやコピー機ですが、もちろんスキャナーも製造しています。むしろ、プリンターで磨いたスキャン技術が応用されているため、EPSONで一番の「買い」はスキャナーであると言えるかもしれません。複合機製造でスキャン技術を高めて行った結果、読み込みのためのセンサーが、高性能になったのです。写真や絵を綺麗にデジタル化したい人には、まず最初におすすめしなければならないメーカーでしょう。

    EPSONは総合電子機器メーカーなため、読み込みに特化したスキャナー以外にも、ありとあらゆるタイプのスキャナーを提供してくれています。しかも、どれも性能に比してリーズナブル。コストパフォーマンスの面でも、おすすめのメーカーと言えそうです。

    ドキュメントスキャナーが人気「富士通」

    富士通は名前を見れば分かるとおり日本のメーカーです。電池やスマートフォンの分野で名前を聞くことが多いのではないでしょうか。実際には総合エレクトロニクスメーカーであり、とくにITサービス企業としては国内1位・世界4位と圧倒的な存在です。スーパーコンピューターの開発でも世界で1、2を争う強豪ですよ。情報処理に強く、それを生かしたスキャナー作りももちろん得意としています。

    富士通のスキャナーは種類が豊富なことで有名ですが、情報処理が得意分野だけに、大量の書類を読み込む必要のあるドキュメントスキャナーの性能の高さは評判です。IT技術と合わせてオフィス機器もビジネス界に売り込んでいるだけあり、書類をスキャンするなら富士通のモデルはおすすめです。

    スキャナーのラインとしては「ScanSnapシリーズ」がとくに人気で、買いやすい価格帯ということもあって広く普及しています。スキャナーになじみのない人でも扱いに苦労することがなく、見た目もシンプルかつスタイリッシュなので、ビジネスの場だけでなく家庭でも活躍中。見ているだけでも楽しいラインナップなので、スキャナーに少しでも興味のある人は富士通をチェックしてみることをおすすめします。

    ネットワーク機能の充実が魅力「ブラザー工業」

    ブラザー工業は、名古屋に本社を置く日本のメーカーで、プリンターやファックス、それらに関連したオフィス機器の製造で有名で、北米地域ではとくに人気がありますね。またミシンのメーカーとしても昔から知られているなど、ハードが得意なことがうかがえます

    ブラザー工業はオフィスに強いメーカーなため、もちろんスキャナーも手掛けています。このメーカーの製品は業務用に購入されるだけあって価格設定も良心的で、初めてスキャナーを入手しようかなと考えている人にも安心しておすすめできますね。

    ブラザー工業のスキャナーの特徴として挙げられるのが、その優れたネットワーク機能です。「スキャン to 機能」とメーカーが呼ぶ独自のシステムにより、スキャンしたデータをパソコンなどのデバイスを経由せずに外部へ送信できたり、読みこんだ原稿を操作なしにほかのデバイスへ自動的に保存できたりと、作業を大幅に効率化してくれます。この機能は忙しいビジネスマンや学生さんにとってはありがたいのではないでしょうか。このようにほかのメーカーのモデルには見られない魅力を備えているので、高効率なスキャナーを探している人には、ブラザー工業のスキャナーがおすすめです。

    【売れ筋機種を厳選】おすすめスキャナー15選

    スキャナーと一口に言っても、モデルの数もメーカーの数も数え出したらキリがありません。どのスキャナーも魅力的な宣伝文句でアピールしてきますから、事前に用途や必要な機能を絞っておいても、いざ購入となると迷ってしまうものです。

    物選びのポイントは性能と価格のバランス、つまりコストパフォーマンスだという見解が一般的ですが、そう単純には行かないのがスキャナー選び。安いスタンダードモデルよりも、少し値は張るけれど機能が充実したスキャナーのほうが結果的にお得だったというケースも多々あります。

    ここでは、スキャナー選びで最終的に迷ってしまった時のために、厳選した売れ筋でおすすめのスキャナーを15モデル紹介したいと思います。どれも人気のあるスキャナーばかりなため、迷った時の参考にしていただければ幸いです。

    EPSON(エプソン) スキャナー DS-571W

    画像出典:Amazon.co.jp

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    EPSONから、高機能なシートフィードスキャナーの紹介です。多くの原稿をまとめてスキャンしてくれるので、ビジネス用途にとくにおすすめな一台ですね。比較的大型で高価格帯に位置する上級モデルですが、Wi-Fi接続に対応しているので配置には困らず、性能の高さを考えると十分リーズナブルな価格設定だと言えます。

    読み取り速度は毎分70枚となかなかの早さで、解像度も300dpiと十分なもの。対応原稿サイズはA4と一般的ですが、対応している原稿の厚さがカードから薄紙までと幅広く、サイズ違いの原稿でも混合スキャンしてくれるなど、扱いやすさは抜群です。さらに原稿保護機能を搭載しているため、不意の原稿破損にもしっかり対応。実用的なスキャナーを探している人にもおすすめできますね。

    専用アプリを使えばスマートフォンから直接データをスキャンできるのも特徴で、加えてスキャン部分のガラスの汚れを感知して教えてくれる機能も備えるなど、徹底してユーザー目線で開発されたことがわかる一台。大型とはいえ横幅を抑えた設計で、狭い場所にも置こうと思えば配置が可能なため、高機能かつコンパクトなスキャナーを探している人もチェックしてみることをおすすめします。

    EPSON(エプソン) A4フォトスキャナー FF-680W

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    EPSONから、その名のとおり写真読み取りを得意とするスキャナーの紹介です。A4サイズ対応なので、もちろん書類のスキャンも可能ですが、少々値が張るだけあって、このスキャナーはほかのモデルにはない写真スキャン機能のクオリティの高さに定評があります。

    写真特化型のスキャナーだけあって、その性能は圧巻の一言。経年劣化で色あせた写真を鮮やかな色彩で復活させてくれたり、破れやゆがみ等の破損のある写真でも付属のキャリアシートでしっかり読み取ってくれたりと、写真スキャンに関するネガを完全に払しょくしてくれます。両面同時スキャンも楽々こなしてくれるので、写真の裏面にメッセージなどが記されている場合でも安心です。写真の読み込みをメインに考えている人には、これ以上ないおすすめスキャナーと言っても過言ではないでしょう。

    連続で、大量に、そして高速で原稿をスキャンできるのは当たり前。操作はかんたんで、ユーザーフレンドリーの極致です。さらにハガキやレシートなどのサイズ違いの原稿も問題なく読み取ってくれる万能性も持ち味の一つと言えます。写真スキャン機能に興味のある人だけでなく、高機能なスキャナーを探している人にもおすすめですよ。

    EPSON(エプソン) A4フラットベッドスキャナー GT-X830

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    スキャナーと聞くと、このフラットヘッドタイプのモデルを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。EPSONの、高性能なスキャナーの紹介です。ミドルクラスのモデルですが、お値段以上の価値があり、コストパフォーマンス重視のスキャナー選びをしたい人にはぜひおすすめしたい一台です。

    このスキャナーの最大の特徴は、6400dpiという驚異的な解像度の高さです。通常、2000dpiを越えるとどんな画像データでも綺麗にスキャンできるといわれていますが、このスキャナーの読み取り能力はその2倍以上。精巧なイラストや風景写真、地図などの複雑な画像も難なくデジタル化してくれます。完全なプロ仕様と言え、イラストレーターの人にもおすすめできます。

    高速スキャン機能により、フラットヘッドスキャナーとしては作業効率が高く、省エネ性能も自慢です。また、原稿のしわを感知して自動補正してくれる機能も搭載するなど、扱いやすさ・親切さでも評価が高いのも嬉しいポイント。設計上、原稿は1枚ずつセットする必要がありますが、高性能なだけに、大量の原稿をスキャンする必要のない人にであればぜひおすすめしたいモデルと言えます。

    EPSON(エプソン) A3ドキュメントスキャナー DS-32000

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    実際の現場ではやはり文書の読み取りに関するニーズが圧倒的に多いということで、EPSONからドキュメントスキャナーの紹介です。高価格なハイエンドモデルですが、性能の高さを考慮するとお買い得とも言えてしまう一台。オフィスに設置したいという人におすすめできるモデルです。

    毎分90枚、当然のように両面スキャン可能。面で言えば、180という驚異的なスキャン速度が持ち味の一つ。一度に120枚もの大量の原稿をセットできることも合わせて、ビジネス用途にピッタリです。業務効率を飛躍的に高めてくれるため、本体価格は高くてもコストパフォーマンスは良好と言えます。薄紙や古紙、冊子、さらにはパスポートまで、幅広いタイプの原稿に対応してくれているのも嬉しいポイントですね。ホチキスの外し忘れを自動で感知してスキャンを一時停止してくれる原稿保護機能も備え、不意の事故も防げます。

    カラー液晶パネルで操作するタイプなので、高性能ですが扱いやすいことも大きなメリット。大型かつ高価なスキャナーですが、そのデメリットを補って余りある魅力を備えたモデル。オフィスで使いたい人だけでなく、お財布に少し余裕のある人にであればぜひおすすめしたくなる一台です。

    EPSON(エプソン) A3ドキュメントスキャナー DS-50000

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    いつの時代も需要の多いドキュメントスキャナーですが、そのタイプはシートフィードスキャナーだけではありません。このEPSONがラインナップしている高性能スキャナーは、フラットヘッドタイプです。扱える原稿の量よりも、スキャンの質を重視した一台と言えます。ドキュメントスキャナーに読み取り機能のクオリティを求める人は、チェックしてみることをおすすめします。

    A4サイズ対応のスキャナーが大半を占めるスキャナー界にあって、このモデルはA3サイズにも標準対応してくれる嬉しい一台。漫画の原稿はA3サイズなことも多いため、イラストや漫画に興味のある人にはぜひおすすめしたいスキャナーです。建築図面や雑誌の読み込みも得意で、複雑な画像も綺麗にデジタル化してくれますよ。

    また、このスキャナーの魅力として挙げられるのが、その高い耐久性です。30万枚の原稿読み取りに耐えたという、その頑丈さは折り紙付き。ビジネスの現場でも長く活躍してくれることは間違いないでしょう。一度に大量の原稿を読み込む必要のあるケースには向きませんが、それ以外のシチュエーションでしたら役に立つこと請け合いです。高価ではありますが、同じ性能のほかのモデルと比べるとリーズナブルなため、コストパフォーマンスを求める人にも意外とおすすめできます。

    Canon(キヤノン) CanoScan LiDE 400

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    Canonと言えばカメラですが、その技術力を生かしてスキャン機能に特化したフラットヘッドタイプのスキャナーがラインナップされています。お手頃な一台で、1万円以下から探すこともできるため、初めてスキャナーを購入したいという人にもおすすめできるモデルです。

    驚異的なリーズナブルさにも関わらず、光学解像度は4800dpiと超高級機並みの高さ。対応原稿サイズはA4とさすがに一般的な範囲にとどまりますが、そのかわりに本体重量は1,7kgと軽量で、サイズもコンパクトなためレイアウトは自由自在。付属のスタンドを使えば、縦置きにして使うこともできます。スペース効率を重視する人におすすめできる一台ですね。

    自動文書補正機能により、文字と画像をはっきり分けてスキャンしてくれるため、新聞の読み込みも得意です。最大で21mmもの厚さの原稿も問題なくスキャンできるなど、シンプルな見た目ながら汎用性の高さも持ち合わせています。「おまかせスキャン」機能を使えば煩雑な操作ゼロでスキャンから保存までをこなしてくれ、PDFボタンを一押しするだけで、複数のデータを効率よくPDF化から保存まで終わらせてくれます。手を伸ばしやすい価格ということもあり、高解像度で扱いやすいスキャナーを探しているすべての人におすすめしたいモデルです。

    Canon(キヤノン) ドキュメントスキャナー imageFORMULA DR-C225W II

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    画像データの読み込みを得意とするモデルが多いCanonのスキャナーですが、カメラ製造で培ったレンズの技術はドキュメントスキャナーの分野でも存分に発揮されています。このスキャナーは大型モデルとしては比較的安価ながら、スキャンのクオリティは高く、ドキュメントスキャナーを探している人にはチェックをおすすめしたい一台と言えますよ。

    モバイルとの連携機能により、Wi-Fiを用いてスマートフォンなどとのデータのやり取りがかんたんに行えます。今や原稿は現物の紙だけではなく、読み取ったデータもパソコンだけに送信するわけではないため、この機能は現代社会では必需品とも言えます。このモデルは外部デバイスとの接続が得意なので、とくにレポート作成で忙しい学生にはおすすめできます。

    また、ユニークな「ラウンドスキャン」機能もこのスキャナーの特徴です。「給紙された原稿がUターンして本体前部に収まり、排紙スペースのいらない~」とメーカーからの紹介にもあるとおり、この機能のおかげで省スペース化が図れます。本体重量も比較的軽いので、スペース効率を重視したスキャナー選びの際にもおすすめできるモデルと言えるでしょう。

    富士通 ScanSnap iX1500 FI-IX1500

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    富士通はオフィス機器の製造に定評があり、ドキュメントスキャナーを作らせても一級品。こちらのモデルも、価格と性能のバランスが取れていておすすめです。比較的コンパクトにまとめられた設計は置き場所を選ばず、シンプルな見た目なのでインテリアの邪魔にもなりません。

    パソコン関連に強いメーカーのスキャナーだけあって、操作はもちろんタッチパネルなのですが、そのクオリティが凄い。カラーで見やすく、反応が良いのはもちろ、用途に合わせたアイコン登録が行えることで、自分に最適なシステムにカスタマイズできます。読み取りの設定もタッチパネルからかんたんに行えるため、初心者も安心。さらに、ユーザーごとにアイコンの色を変更でき、家族やチームで一台のスキャナーを共有する時にも、自分の設定を迷わず呼び出すことが可能です。家庭や職場で、多くの人とスキャナーを共有したい人におすすめできるポイントですね。

    さらに、「ScanSnap Home」という独自のソウトウェアにより、スキャナーの設定やファイルの管理と活用、原稿の閲覧・編集・検索など、さまざまな作業を一括して行うことが可能です。学習機能も備え、適切なファイルの生成もほかのモデルと比べて圧倒的に楽。作業効率重視の方も、必見の一台です。

    富士通 ScanSnap SV600 FI-SV600A

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    冊子や書籍などの厚みやページのある原稿は、フラットヘッドタイプやシートフィードタイプのスキャナーではうまく読み取れないことが多いですよね。そこで役立つオーバーヘッドタイプのスキャナーが、富士通でラインナップされています。オーバーヘッドタイプとしては太めなフォルムで、安定感がありますね。

    富士通のスキャナーに共通している「クイックメニュー」と呼ばれるユーザーインターフェイスは、扱いやすさの面で大きなアドバンテージになります。電源オンから3秒で読み取り可能になるクイックスタート機能も備えるなど、ユーザビリティの点ではほかの追随を許さないこともポイント。操作の簡便さをスキャナーに求める人にはおすすめできる一台と言えます。

    扱いやすさだけでなく、スキャンのクオリティも一流です。高被写界深度レンズとライン型CCDセンサー、加えて高指向性LED光源のコラボによる「VIテクノロジー」がその要。オーバーヘッドスキャナーなため原稿は離れた位置から読み取らなければならず、その際の画質の劣化やムラを最小限に抑えてくれるため、デメリットの解消につながります。スキャン機能にそれほど重きを置かないオーバーヘッドタイプとしては、読み取りクオリティにも配慮された珍しい一台です。

    Brother(ブラザー) スキャナー ADS-2800W

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    ブラザー工業のスキャナーのなかで、旗艦モデル、つまりフラッグシップに据えられている主力製品の紹介です。フラッグシップというと高価格帯のモデルを想像してしまいますが、このスキャナーは性能のわりにとてもリーズナブルで、コストパフォーマンスを重視する人にはぜひとも検討していただきたい一台です。

    液晶タッチパネルによる操作は快適で、お気に入りの機能を設定できるのが嬉しいポイント。ワンタッチスキャンを可能にしてくれるため、作業効率の上昇が見込めますね。仕事や学業で忙しい人の強い味方になってくれますよ。価格も同クラスのスキャナーとしては手ごろな部類なので、初めてスキャナーを購入しようという人にもおすすめできます。

    また、ネットワーク関連に強みを持つブラザー工業のスキャナーだけに、パソコンを介さずにデータのやり取りを行えてしまうのも大きなメリットと言えます。クラウドとの連携により、スキャンしたデータをそのままスマートフォンへ直接送信したり、インターネット上にアップしたりすることができますよ。ネットや外部デバイスとの連携を重視したスキャナー選びの際にも、有力候補になってくるモデルと言えるでしょう。

    Brother(ブラザー) スキャナー ADS-2200

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    良心的な価格で高性能なスキャナーを提供してくれるブラザー工業から、ミドルクラスのモデルの紹介です。画像では大きめなスキャナーに見えますが、実際には39.8×29×24.4cmとかなりのコンパクト設計。本体重量も3.76kgで、シートフィードスキャナーとしては軽い部類に入ります。カバーを閉じた状態でもスキャンができる設計になっていて、本体内にホコリが入るのを防いでくれるという隠れメリットもあります。

    毎分最大で50枚の原稿をスキャンすることができ、USBメモリーを直接接続できるのでデータ保存も楽々です。加えて、本体に接続したUSBメモリーはパソコンから操作可能。とくべつなドライバーはダウンロード不要なため、パソコンとスキャナーのあいだでデータのやり取りを頻繁に行う人は必見です。

    サイズ自動検出機能・カラー自動判別機能・傾き補正機能など、スキャンに関して役立つ機能も満載です。このスキャナーは本来、対応している原稿サイズは最大でA4なのですが、「キャリアシートモード」と呼ばれる機能を使うことにより、A3サイズの原稿でもスキャンすることが可能です。こうした汎用性の高さがセールスポイントなので、リーズナブルさと合わせてさまざまな人におすすめできるスキャナーと言えます。

    SANWA SUPPLY(サンワサプライ) スタンドスキャナー 400-CAM073

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    格安で高品質な製品を展開しているサンワサプライから、使い勝手の良いスタンドスキャナーの紹介です。1800万画素の高画質で原稿をデジタル化してくれるので、原稿との距離が離れてデータが劣化しがちなスタンドスキャナーのデメリットをうまく打ち消してくれています。

    このスキャナーの魅力として、原稿をリアルタイムでパソコン画面に表示できることが挙げられます。この機能を使うと、学校や職場でスキャナーを書面カメラとして利用できるので、とくにIT技術が進出してきている教育現場では大いに役立つのではないでしょうか。

    書籍のページは曲がっているケースが多々ありますが、本や雑誌のスキャンを専門にしているだけあって、ページの湾曲に対応する自動補正機能は標準装備。付属のリモコンを使うと遠隔操作も可能なため、スタンドスキャナーのなかではユーザビリティの高さはピカイチです。厚みのある原稿やページの多い書籍はスタンドスキャナーでないとうまく読み込むことはなかなか難しいため、そうした媒体をスキャンする機会が多い人にはおすすめしたいモデルです。

    SANWA SUPPLY(サンワサプライ) A3フラットベッドスキャナ PSC-12UF

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    高級感のあるスキャナーの紹介です。フラットヘッドスキャナー特有のフォルムを生かし、シックな色合いとブラッシュ仕上げ風の加工で重厚に仕上げていますね。A3サイズに対応している少数派なスキャナーなため、A4以上のサイズの原稿をスキャンする必要のある人は要チェックなモデルです。

    解像度は最大2400dpiとかなり高く、複雑な描き込みのあるイラストや詳細な地図であっても綺麗に読み込んでデジタル化してくれます。また、このスキャナーの大きな特徴として、対応している保存形式の多さも挙げておかなければならないでしょう。BMP、PNG、JPEG、PDF、Multi-page TIFと、主なファイル形式にはすべて対応。思うように保存ができないかもしれないという心配はしなくて済みますね。

    15分間操作しないでおくとオートで電源をオフにしてくれるなど、スキャン機能以外の面でもさりげなくユーザーに寄り添ってくれる一台です。イラストをスキャンする機会が多い人は、チェックしてみると良いですよ。

    SANWA SUPPLY(サンワサプライ) 名刺スキャナ PSC-13UB

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    溜まり過ぎた名刺の管理に困ったら、名刺スキャナーを検討してみるのがおすすめです。こちらの名詞スキャナーは小型で価格も比較的お手ごろ。実用性にも優れた良品として評判です。場所を占領しないため、机の端に邪魔にならずに置いておけますよ。

    この名刺スキャナーの嬉しいところは、WindowsとMacの両方に対応しているという点です。世界的には少数派なMacですが、クリエイターはもちろん、iPhoneとの連携を考える人やアップルファンなどはMacユーザーなため、これは大きなポイントですね。

    高速読み込み機能と高性能な文字判別システムで、大量の名刺を一度にスキャンし、即座にデータ化してくれます。専用ソフトを使えば名刺検索や一括管理も楽々です。加えて24言語に対応しているので、海外の方から受け取った名刺の管理もお手の物。グローバルに活躍する人にもおすすめできる名刺スキャナーですよ。

    Kenko・Tokina(ケンコー・トキナー) 5インチ液晶フィルムスキャナー KFS-14WS

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    スマートフォンのカメラ機能が飛躍的にアップし、デジタルカメラの人気も衰えないなか、根強い人気を誇るフィルムタイプのカメラ。そうしたカメラで撮影した光景を、綺麗なデジタルデータとして保存しておきたいと考える人は多いのではないでしょうか。こちらのモデルは、そんなニーズに応えてくれるフィルムスキャナーです。

    フィルムを本体に直接差し込む仕様なため、難しい操作は一切必要ありません。対応しているフィルムのサイズが35、116、121(単位はそれぞれmm)と幅広いので、どんなカメラで撮影したネガでもスキャンしてくれる頼もしさが嬉しいですね。コンパクトな設計で、置き場所に困らないこともポイントです。

    小型で可愛らしい見た目をしていますが、解像度は3200dpiと最高級スキャナーに匹敵するクオリティ。古いネガでも綺麗に読み込んでくれ、耐久性にも優れた設計なため、長く付き合って行けます。フィルムカメラ派のすべての方におすすめしたいスキャナーです。

    【外出先でも使える】おすすめハンディスキャナー9選

    使い勝手の良いスキャナーはたくさんありますが、高性能なモデルはどれも比較的大型で、スペースを広く用意しておかないと配置に困るものもありますよね。実際に、そこまで高機能なスキャナーは必要ないと考える人も多いことでしょう。そんな時には、小型で持ち運びできるハンディスキャナーをチェックしてみるのもおすすめです。

    また、外出先で文書や画像をスキャンする必要がある人も、お仕事や勉強の関係でいるのではないでしょうか。そうした時にもハンディスキャナーは役に立ってくれます。読み取りのクオリティは大型のスキャナーに比べるとさすがに少々落ちますが、データとして保存しておくには十分ということがほとんど。

    必要最低限の機能を備え、携帯性に優れたスキャナーを探している人、そこそこの性能で持ち運びしやすいスキャナーを探している人もいるでしょう。そんな人のために、ここでは厳選したおすすめのハンディスキャナーを9モデル紹介します。

    EPSON(エプソン) A4モバイルスキャナー ES-60WB

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    手に取りやすさと高品質で評判のEPSONから、使いやすいハンディスキャナーの紹介です。対応している原稿のサイズはA4となっていますが、A4よりも小さなサイズであればスキャン可能です。ハガキや名刺ももちろんOKですよ。

    Wi-Fi対応かつリチウムイオンバッテリー搭載のおかげで、ハンディスキャナーのメリットである携帯性・機動力を十分に発揮してくれます。軽量設計なのも嬉しいですね。コンパクトなため、収納にも困りません。

    原稿1枚を読み取る時間は平均して5.5秒とかなり速く、作業効率の高さを追求している人にはうってつけのモデル。とくに、ビジネスシーンでスキャナーを多用していと考えている人におすすめしたい一台と言えます。

    Canon(キヤノン) ドキュメントスキャナー DR-P208II

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    カメラの名門Canonから、書類の読み取りに特化したハンディスキャナーの紹介です。シンプルかつシックなデザインはどんなシーンにもマッチしますね。見た目だけでも、扱いやすいスキャナーであることが分かります。

    ハンディスキャナーとしては珍しく、複数の原稿(最大10枚まで)を一度にスキャンできることがこのモデルの特徴です。ちょっとした時間にスキャンするのがハンディスキャナーの主な用途とはいえ、この機能は嬉しいですよね。

    さらに、両面読み込みにも対応してくれているのは大きなメリットでしょう。デジタル化した時の画質にそこまでこだわりがないのであれば、スキャナーはこれ一台で十分と言っても良いかもしれません。扱いやすく、コストパフォーマンスの高いモデルですよ。

    富士通 ScanSnap iX100 FI-IX100A

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    スマートフォンを始めとするモバイル分野で著名な富士通から、スタンダードなハンディスキャナーの紹介です。価格設定が良心的で、大型・高性能・高価格なスキャナーが目立つなか、存在感を発揮しています。

    本体が軽く、400gというのは軽量なモデルの多いハンディスキャナーのなかでも屈指のライトウェイト。コンパクトな設計とあわさって、持ち運びがとても楽です。ハンディスキャナー全体のメリットが携帯性の高さなため、この要素だけでもおすすめモデルと言えるでしょう。

    キャリアシートを使うことでA3サイズの原稿をスキャンできるのもセールスポイントです。大型なスキャナーでも、A3サイズに対応しているモデルは限られますから、大きな原稿の読み取りを予定している人は要チェックです。

    富士通 ScanSnap S1100 FI-S1100A

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    数ある富士通のハンディスキャナーのなかでも、書類の読み込みに特化したドキュメントスキャナーがこちらです。ハンディスキャナーは画像よりも文書をスキャンする機会のほうが多いため、このモデルは質実剛健なタイプと言えます。

    原稿サイズを自動検出してくれる機能を搭載しているので、サイズ違いの原稿を続けてスキャンさせても大きさを最適化してデジタルデータに変換してくれます。これは地味ですが嬉しい機能なため、ハンディスキャナーを探している人は要チェックですよ。

    本体重量が350gと驚異的に軽いのも大きなセールスポイントと言えます。ハンディスキャナーたるもの、持ち運びはしやすいに越したことはありません。設計もコンパクトで、ドキュメント特化のハンディスキャナーとしてはトップクラスと呼んでも良いのではないでしょうか。

    Brother(ブラザー) スキャナー MDS-940DW

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    独自のネットワーク技術に定評のあるブラザー工業からも、ハンディスキャナーの紹介です。おなじみの「パソコンレス」を全面に掲げ、モバイルスキャナーを名乗るこちらのモデルは、ハンディスキャナーながら300dpiと高い解像度を誇ることでも人気です。

    両面読み取り機能の搭載により、用紙節約と作業の効率化に貢献。良心的な価格設定とあわせて、高いコストパフォーマンスを示してくれます。スキャナーは高い買い物なだけに、これは嬉しいポイントですね。

    読み込みスピードの速さも魅力です。1枚の原稿につき、5秒台ならかなり速い部類に入るところをこのモデルは4秒でこなしてしまいます。パソコンなしで使える汎用性の高さも相まって、効率化を重視する人にはぜひおすすめしたいスキャナーと言えるでしょう。

    SANWA SUPPLY(サンワサプライ) ポータブルハンディスキャナ PSC-HS1BK

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    コストパフォーマンスに優れた製品展開で評判のサンワサプライから、扱いやすいハンディスキャナーの紹介です。丸みを帯びたフォルムが持ちやすく、携帯性が重視されるハンディスキャナーとしてはこの点だけでも嬉しいですね。

    このハンディスキャナーは、原稿を本体に差し込むタイプではなく、原稿に本体をかざしてスキャンするモデルです。そのため、万が一の原稿詰まりや、読み込み不良を起こさないのが嬉しいところ。固定されている書類や絵ももちろんスキャンできますよ。

    原稿を正しくスキャンできたか確認できるシステムを搭載してくれていることも大きなポイントです。スキャンミスはパソコンなどの外部デバイスと離れたところで使う機会の多いハンディスキャナーにとっては致命傷なため、そこをケアしてくれるのは嬉しい限り。ハンディスキャナーを探しているすべての人に、チェックをおすすめしたいモデルです。

    SANWA SUPPLY(サンワサプライ) ペン型ワイヤレススキャナー 400-SCN031

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    ハンディスキャナーのなかでも特別に扱いやすい、ペン型のモデルの紹介です。スキャンできる範囲はほかのスキャナーに比べると狭いですが、直感的に使えることがなによりのメリットですし、大量の原稿をスキャンする必要が無いのであればぜひおすすめしたい一台です。

    軽量・コンパクトな本体のグリップ部分には、持ちやすいラバー素材が使われています。読み取りが失敗した時には赤いLEDが点灯して即座に知らせてくれるなど、ユーザビリティの高さも売りです。学生などは、こうしたスタイリッシュで使いやすいスキャナーと相性が良いのではないでしょうか。

    SANWA SUPPLY(サンワサプライ)モバイルスキャナ 400-SCN022

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    リーズナブルなハンディスキャナーの紹介です。この辺りの価格でスキャナーを購入できる機会はなかなかないため、本体価格を抑えたスキャナー選びを考えている人におすすめのモデルと言えます。

    このモデルはハンディスキャナーながらとても解像度が高く、最高で1200dpiという驚きのパフォーマンスを発揮。この解像度は、読み込みスピード重視の時は300dpiに、写真などのある程度精度が重視されるスキャンの際には600dpiに、それぞれ調節が可能です。

    小型で格安ながらスキャン能力の高い一台で、間違いなくお買い得モデルと言えます。

    Aoleca モバイルスキャナ A1-001

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    比較的手に取りやすい価格のモデルが多いハンディスキャナーのなかでも、とくに低価格なモデルの紹介です。軽量かつコンパクトで、ハンディスキャナーに求められる携帯性の高さを存分に発揮してくれます。名刺や写真の読み込みに特化したモデルですが、もちろん書類のスキャンも得意としています。

    充電池式ではなく乾電池式というのも、実は隠れたメリットです。充電池は寿命が来るとパワーが弱まって使い物にならなくなりますが、充電池式のモデルはバッテリー交換ができないのが一般的なので、充電池の寿命が製品の寿命と一致してしまうのです。しかし、乾電池式ならバッテリー交換はとてもかんたん。同じハンディスキャナーを長く使いたい人には、このモデルは魅力的ですよ。

    まとめ

    今や、スキャナーは仕事場でも家庭でも必需品となりつつあります。イラストや文書に関する特技を生かしてフリーランスになる人も増えて来ていますし。

    上手なスキャナー選びの基本は、用途を見極めることと必要な機能を絞り込むことですが、「文書だけ読み取るから画像関係の機能は別にいらないや」、「イラストメインでスキャンしたいから文字のスキャンに関してはそこまで気にしないよ」とかんたんに割り切れるものでもありませんよね。備えあれば憂いなしの精神で、どうしても付加機能は求めてしまうものです。

    そんな時はストイックになり過ぎず、欲しい機能を備えたスキャナーであれば、価格とのバランスも考えてではありますが、一旦すべて選択肢に入れてしまうことをおすすめします。そこからはメーカーで絞っても良いでしょうし、同じ機能どうしのクオリティを比べてトーナメントのようにして選んで行くのも素敵ですね。

    ぜひ、楽しみながら、自分にぴったりの一台を見つけてください。