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M1 Max搭載14インチMacBook Proを13&16インチ版と徹底比較。処理性能、発熱、動作音の違いは?

14インチMacBook Proには5つのプロセッサを用意

 14/16インチMacBook Proには、前述の通りM1を基にしたM1 Pro、M1 Maxがプロセッサに採用されている。両プロセッサの詳細については笠原一輝氏の記事で詳しく解説されているので、そちらを参照してほしい。

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  •  14/16インチMacBook Proは、ディスプレイサイズ、解像度、ボディサイズ、重量、バッテリ容量、バッテリ駆動時間などに違いはあるが、基本スペックは共通。どちらもプロセッサ、メモリ、ストレージを最上位構成にカスタマイズできる。

     ただし、14インチには5つのプロセッサが用意されているが、16インチでは下位のM1 Pro(8コアCPU、14コアGPU)と同(10コアCPU、14コアGPU)はラインナップされていない。この2つのプロセッサは、最廉価モデルをできるだけ安価に提供するために用意されたものと思われる。

     プロセッサを選択するにあたって重要なのが、5つのプロセッサのうち1つを除きすべてが10コアCPUで、GPUのコア数を14/16/24/32コアとすることで差別化を図っていること。また、メモリ帯域幅はM1 Proが200GB/s、M1 Maxが400GB/sとなっている点にも注目したい。ちなみにNeuralEngineはすべて16コアだ。

     このほかにも、外部ディスプレイの接続台数がM1 Proは最大2台、M1 Maxは最大4台であったり、64GBメモリを選べるのはM1 Maxのみという細かな違いもある。

     13インチMacBook Proとのスペック上の主な差分を挙げると、下記のようになる。