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【特集】3万円と10万円のChromebookでどれくらい差が出るのか?ブラウザやアプリで速さを比較検証! - PC Watch

Chromebookの体感差をチェック。Core i5 vs. Celeronで比較

 今回の動画を使った検証では少し特殊な機材を用意してみた。それは業務用KVM(PC切替器)で知られるATENの製品で、8ポートに対応したモデル「CS18208」だ。

 なぜKVMを用意したのかというと、動作のタイミングを合わせるのが難しいからだ。以前の検証では、複数台を個別に撮影し、マウスクリックでカーソルが変化したようなタイミングをトリガーにし、編集ソフトのタイムライン上で位置を調整していたが、今回は業務用KVMで実装されている「ブロードキャストモード」でこれを解決した。

【特集】3万円と10万円のChromebookでどれくらい差が出るのか?ブラウザやアプリで速さを比較検証! - PC Watch

複数台に同じキーボード操作を送信できるATEN製のブロードキャストモード対応KVM「CS18208」ファームウェアアップデート機能やラックマウント用のステー、管理画面を備えるなど一般向けのKVMとは異なる

 KVMは通常、2台以上のPCを、スイッチで切り換えながら1組のキーボード/マウス、ディスプレイで使用するものだ。つまり、キーボードとマウスの操作はスイッチで選択した1台のPCに送信する1対1の関係だ。

 これに対し、ブロードキャストモードはキーボードの操作(マウスの操作には非対応)をKVMに接続されたすべてのPCに送信する。そのため、1対多の操作が可能になる。本来はサーバー管理向けの機能なので、数あるKVM製品の中でも上位モデルのさらに一部モデルが対応する程度だ。

 2系統の映像を同時にキャプチャする術もなかったので、今回はビデオカメラで撮影している。先に挙げた以前の検証と比べると表示画面の細部がやや分かりづらいが、動作についてはおおむね把握できるのでそれでご了承いただきたい。